初めてこの島を訪れた時、正確に言うなら、飛行機が滑走路に降り立った瞬間から、
私は既に予感していた。
私はきっと、この島に魅せられ、再び訪れることになるだろうと。
神に愛され、そして、同じアジアの民である日本人の多くが愛して止まない島−バリ。
同族の血が流れる人々との触れ合いはまさに魂の洗濯。
帰国便が飛び立つ時、誰もが思うのだろう。
悲しいことがあったなら、またここに来よう、と。



ASTON BALI RESORT & SPA

出足が遅れました。希望ホテルはことごとくキャンセル待ち。最終的にここになりました。ハワイでおなじみ、アストン・グループのホテルです。ヌサドゥアに建つこのホテル。前回のインターコンチと比べてはいけないと思いつつも、つい比較してしまいました。悪くはないんですが、バリ特有の厳かな、神秘的な雰囲気を味合うには今いちです。ただホテルの周囲はレストランや土産店も多く、便利です。滝の流れるプールは気持ち良く、ジェット・スキーの騒音さえ我慢できれば、まずますといったところでしょうか。




エントランス

ちょっと怖い石像



ヌサドゥア・ビーチにはためく旗はアストンの象徴。



マリン・スポーツが盛んなヌサドゥアですから、静かなビーチとは言えません。けれど、ダイビングにも適した海の色は美しく、波も比較的穏やかです。賑やかな音が苦手ならば、プール・サイドでのんびりする方がよいかと思います。


こちらがビーチ。
お隣のペニンシュラまで歩いて行けます。

木陰でカクテルはいかが?



プールでは毎朝、スタッフによる水中エアロビクスの講習があります。
昼下がりにも日替わりのゲームが用意され、ゲストを盛り上げてくれます。


プール・サイドのパティオ。


 
小島が浮かび、滝が流れる
プールは心底リフレッシュ
できます。
  こちらはプール・バー。


さて、お部屋ですが、なかなか広いです。が、しかし、「GARDEN VIEW」ならぬ、「階段VIEW」です。
おおげさな表現ではなく、窓を開けると、目の前は外階段。
くれぐれも真っ裸でバス・ルームから出てきたりしないよう、注意が必要です。


  ダブル・ベッドでした。
  大きな花柄のベッド・カバーがハワイちっく。
  アストンらしいと言えば、それまでですけど。

足元にお供えを見つけると、「ああ、やっぱりバリにいるんだな」と、実感が湧いてきます。
正直、それ以外は平均的な南の島のリゾート、という感が拭えません。
しつこいようですが、それが悪いと言っているわけではありません。
どっぷりバリに浸りたいという人には、不向きかな、と思うだけです。


 アストンとはいえ、ホテルの敷地内、
 あちこちに神が祀られています。


お昼は軽くサンドウィッチやサテー、
そしてビールで済ませます。
写真はアストン内のレストランで
食べたサテーです。



もちろんホテルのスタッフは誰もがフレンドリーで非常に気持良く接してくれました。
太陽を近くに感じると、人は皆、自然に微笑むことができるのではないでしょうか。


ハイビスカスにプルメリア等、
南国の花々が敷地を飾ります。

夜。
クリスマスのイルミネーションの
名残りが美しい。



こんな珍客も。


NEXT次はガラ・ディナーの様子です。

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