Bali, 2007 −身体をほぐしたら、お魚食べよう!− |
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
帰りはショップのスタッフが送ってくれるので、ヌラさんとはここでお別れ。 それでも予約の時間がきて、呼ばれるまで付き合ってくれた。 チャーターは原則8時間だけれど、結局9時間半もの間、お世話をしてくれました(多謝!)。 |
ここ、LA'VIEはオイルを使わないごくごく普通のマッサージ。 バリといえばエステが代名詞のようになり、サロンもスパも馬鹿みたいな数が存在するけれど、やわなマッサージでは、私のアイアン・ショルダーはとうていほぐすことはできまい。 フラワーバスもオイルトリートメントもアロマの香りも要らない。 とにかく、このカチンコチンの肩と背中、ほぐせるものならほぐしてごらんなさい! というわけなので、こういうシンプルなマッサージが私には一番ありがたい。 |
まずは冷たい水とおしぼりが運ばれ、どんな感じのマッサージにするか、リクエストを紙に書き入れます。 簡単な人体図に、 「ここんとこ、強くやって」 「ここはウィークポイントだからお手柔らかに」 といったマークを入れるだけ。 「マッサージは男性と女性、どちらのスタッフがいいですか?」 と聞かれたので迷わず男性を。 |
まずは着替えのため、更衣室へ。若い女の子がいっぱい。女子高の更衣室みたい。 少し前に話題になったナントカウェーブという白装束宗教団体のようなパジャマに着替えて、これから1時間のマッサージです。 |
白いカーテンで仕切られた部屋には白いベッドマットと枕だけ。 このマット、固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い。 頭のてっぺんからつま先まで。右の肩甲骨の辺りは、 特に念入りに強く揉んでもらう。 おおー、気持ちが良い。 これで1時間¥2,100なら、 安いもんだ(この半端な¥100は、消費税か?) マッサージが終わると再びおしぼり、 そしてジンジャーティが出てきます。 |
インターコンチへ戻るころにはすでに夕刻。 荷物もなし、部屋に戻るのも面倒なので、このまま夕食のイカン・バカールへ行くことにした |
∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽∵△∵▽
去年の終わり頃から始まったジンバラン地区の開発のため、多くのイカン・バカールの店が姿を消してしまった。 おかげさんで事前にチェックができなかったので、ダイビングセンターの方に聞いてみると、贔屓にしていたお店も閉店してしまったんだとか。 こなったら、いきあたりばったりで行ってみるしかない。 母も疲れていることだし、帰りのことも考えて、近くても車で行った方がいいだろうと、とりあえずコンシェルジェ・デスクに相談に行く。 「無料で送迎してくれる店が1件あります。どこか他の店へ行きたいのであれば、タクシーで行ってもらいますが」 とのこと。 どこへ行ってもレッド・スナッパーとロブスターくらいはあるだろうから、その送迎してくれる店とやらに行くことにした。 ロビーで待つこと10分程。イカン・バカールのスタッフが迎えにきました(素早い!)。 |
中にもテーブルはあるけれど、風もさほど強くないので、ビーチの方に座る(カップルばっかり(^_^;))。 |
魚は、やっぱりハズレのないレッドスナッパーとロブスター(毎回これだ・・・)、どちらも小ぶりのものを。 もちろん、シンプルに塩焼きにしてもらう。 |
魚が焼き上がるまで、ビンタン・ビールを飲みつつ、空港から飛び立ち、夜空へ消えていく飛行機の姿を追いかけます。 ああ、こんなロマンティックな情景なのに、なぜ隣にいるのが母親なんでしょう。 |
やがて魚、カンクンの炒め物、サンバルが運ばれ、スタッフがご飯を盛り付けてくれ、食事の始まり♪ キャンドルの灯りだけでは心もとなく、しかもフォークで魚をむしるのは至難の業。 こうなったらもう、手掴み。 暗くて、他のテーブルからは見られないのをいいことにゴーカイに海老も魚も手で捌く。 ついでにご飯もモスリムに倣って手で食べる(案外食べにくいもんですね)。 ウェットティッシュを持ってきて正解だった! |
あらかた食べ終わる頃、ウェイトレスさんがやってきて、 「まだ、身があるよ」 と、器用に海老に鋏を入れ、渡してくれる。親切だ。 「どこのホテルに泊まっているの?」 「インター・コンチネンタル」 「ああ。私たちのボスのところね」 ということは・・・・・・。 ここ、JIMBALAN BAYは、インターコンチの経営なのか。そりゃ送迎もタダなわけだ。 |
店の中はこんな感じ。 |
最後にデザートのフルーツが出てきて終了。腹がいっぱい。 ホテル同様、スタッフは皆、にこやかで親切で、文句なし。でもお値段はちょっと高めな気が・・・・・・。 |