Bali, 2007
−身体をほぐしたら、お魚食べよう!−


帰りはショップのスタッフが送ってくれるので、ヌラさんとはここでお別れ。
それでも予約の時間がきて、呼ばれるまで付き合ってくれた。
チャーターは原則8時間だけれど、結局9時間半もの間、お世話をしてくれました(多謝!)。





ここ、LA'VIEオイルを使わないごくごく普通のマッサージ。
バリといえばエステが代名詞のようになり、サロンもスパも馬鹿みたいな数が存在するけれど、やわなマッサージでは、私のアイアン・ショルダーはとうていほぐすことはできまい。 フラワーバスもオイルトリートメントもアロマの香りも要らない。 とにかく、このカチンコチンの肩と背中、ほぐせるものならほぐしてごらんなさい!

というわけなので、こういうシンプルなマッサージが私には一番ありがたい。




まずは冷たい水とおしぼりが運ばれ、どんな感じのマッサージにするか、リクエストを紙に書き入れます。
簡単な人体図に、
「ここんとこ、強くやって」
「ここはウィークポイントだからお手柔らかに」
といったマークを入れるだけ。
「マッサージは男性と女性、どちらのスタッフがいいですか?」
と聞かれたので迷わず男性を。



まずは着替えのため、更衣室へ。若い女の子がいっぱい。女子高の更衣室みたい。
少し前に話題になったナントカウェーブという白装束宗教団体のようなパジャマに着替えて、これから1時間のマッサージです。


 

白いカーテンで仕切られた部屋には白いベッドマットと枕だけ。
このマット、固すぎず柔らかすぎず、ちょうど良い。
頭のてっぺんからつま先まで。右の肩甲骨の辺りは、
特に念入りに強く揉んでもらう。
おおー、気持ちが良い。
これで1時間¥2,100なら、
安いもんだ(この半端な¥100は、消費税か?)

マッサージが終わると再びおしぼり、
そしてジンジャーティが出てきます。




インターコンチへ戻るころにはすでに夕刻。
荷物もなし、部屋に戻るのも面倒なので、このまま夕食のイカン・バカールへ行くことにした


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去年の終わり頃から始まったジンバラン地区の開発のため、多くのイカン・バカールの店が姿を消してしまった。
おかげさんで事前にチェックができなかったので、ダイビングセンターの方に聞いてみると、贔屓にしていたお店も閉店してしまったんだとか。
こなったら、いきあたりばったりで行ってみるしかない。
母も疲れていることだし、帰りのことも考えて、近くても車で行った方がいいだろうと、とりあえずコンシェルジェ・デスクに相談に行く。
無料で送迎してくれる店が1件あります。どこか他の店へ行きたいのであれば、タクシーで行ってもらいますが」
とのこと。
どこへ行ってもレッド・スナッパーとロブスターくらいはあるだろうから、その送迎してくれる店とやらに行くことにした。
ロビーで待つこと10分程。イカン・バカールのスタッフが迎えにきました(素早い!)。



中にもテーブルはあるけれど、風もさほど強くないので、ビーチの方に座る(カップルばっかり(^_^;))。

魚は、やっぱりハズレのないレッドスナッパーロブスター(毎回これだ・・・)、どちらも小ぶりのものを。
もちろん、シンプルに塩焼きにしてもらう。




魚が焼き上がるまで、ビンタン・ビールを飲みつつ、空港から飛び立ち、夜空へ消えていく飛行機の姿を追いかけます。
ああ、こんなロマンティックな情景なのに、なぜ隣にいるのが母親なんでしょう。



やがて魚、カンクンの炒め物、サンバルが運ばれ、スタッフがご飯を盛り付けてくれ、食事の始まり♪

キャンドルの灯りだけでは心もとなく、しかもフォーク魚をむしるのは至難の業。
こうなったらもう、手掴み
暗くて、他のテーブルからは見られないのをいいことにゴーカイに海老も魚も手で捌く。
ついでにご飯もモスリムに倣って手で食べる(案外食べにくいもんですね)。
ウェットティッシュを持ってきて正解だった!


あらかた食べ終わる頃、ウェイトレスさんがやってきて、
「まだ、があるよ」
と、器用に海老に鋏を入れ、渡してくれる。親切だ。

「どこのホテルに泊まっているの?」
「インター・コンチネンタル」
「ああ。私たちのボスのところね」

ということは・・・・・・。
ここ、JIMBALAN BAYは、インターコンチの経営なのか。そりゃ送迎もタダなわけだ。

店の中はこんな感じ。


最後にデザートのフルーツが出てきて終了。腹がいっぱい。
ホテル同様、スタッフは皆、にこやかで親切で、文句なし。でもお値段はちょっと高めな気が・・・・・・。


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