Bali, 2007
−高級レストランでご飯を食べておうちへ帰ろう−


インターコンチへ戻ったのはレストランを予約していた8時少し前。やっぱり計算通り、タナロット見物でちょうどよかった♪
バリ最後の晩餐は、インドネシア料理で締めくくるつもりだったのだけれど、
マグロが食べたい」
と母が言う。
マグロなんか、日本で食べればいいのに・・・・・・。
「だって、これから高くなるでしょ。海外に来たときくらいせいせいと食べたいじゃないの」
と譲らない。



私の誕生日プレゼントとして奢ってくれるというし、だったらなかなか足を踏み入れる勇気の出ない、お高いレストランへ行ってみますか。

ということで、インターコンチにある『矼』へ♪
ここならピックアップぎりぎりまでゆっくりできる。

赤を貴重としたシックな店内は、静かで、落ち着いていて、ちょっと寒い・・・・・・。
でもとりあえずはビンタン・ビール!



落ち着いた雰囲気の店内。


寿司カウンターもあるよ!


注文は、メニューが書かれた伝票の食べたい物のところに数を書き入れるだけ。 なぜか巻物がやたら多くて、握りが少ない(?_?)
とにかく、おつまみにマグロのサラダマグロ刺身
お寿司はしつこくマグロ帆立鉄火巻 を。
サラダと刺身はすぐに出てきた。
サラダのマグロは大トロ部分! すごく脂がのっている。
中華風のドレッシングで和えてあるようで、こんなにおいしい部分だったら、何の味付けもしないで欲しかったなあ。わさび醤油で食いたいっ!!
刺身は冷凍物ではないようだけれど、特においしくない。

しばらくしてようやくお寿司が運ばれてきた。


これに注文を書き込みます。



 

たった八貫+巻物(半分じゃん!)を作るのに、かなりの時間がかかった。
板前さんは現地の人のようで、握り方は悪くないけれど・・・・・・
あまり慣れていないんでしょう。ま、仕方ないか。
寿司のマグロは刺身と同じで、たいしておいしくない赤身
せっかく極上のトロがあるというのに、メニューにはない。どうして使わないんだろう。
「上手に切れないんじゃないの?」
と母が言う。
確かに筋が多いから、赤身部分に比べてスライスしにくいだろう。
でも、本当のところは、その価値がわからないんじゃないか?
「なんか、この部分、脂っぽくて不味そうだな。マグロは赤くなくちゃダメだし。
適当に切って、サラダに使ってしまえ」
ってとこなんじゃないでしょうかね。
それはいいとして、たまげたのが帆立
白くて丸い貝柱の部分が乗ってくるものと普通は思うでしょー?
でも、全然違う。
軍艦の上に乗っかっているのは帆立のヒモ。しかもしっかり味がついている。
アメ横あたりの珍味屋に売っている、おつまみ用の瓶詰めみたい。
居酒屋チェーンのお通しによく出てくるようなやつ、といったらおわかりになるだろうか。
そりゃ、確かに帆立の一部ではあるけれど、これはないよなあ・・・・・・(-_-;)
唯一、鯛だけはおいしかったので、おかわり。ついでにお新香巻きを追加注文。
これはすぐに出てきた。
このお新香巻きなんだけど・・・・・・2つだけ? 普通の巻物1/3???。
普通、1本分出さないか? わざわざこの長さのお新香巻きを作るとは思えないし。
要するに、ひょっとして、作り置きしてあるんじゃないの?
味はもちろん、問題外です。





あとはどう考えてもインスタントとしか思えない味噌汁を飲んで、おひらきとする。
たいして美味くないわりに、お値段はかなりのもんだし、これだったら日本の回転寿司でも食べた方がずっといい。
結構評判良いから、期待していたんだけどなー。鉄板焼きの方はおいしいのかな?
寿司はやめておいた方が無難ですよ。


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飯を終えてロビーに戻り、土産物をトランクに詰めなおす。帰国準備は万端。なのに、ツアーメンバー23組中、1組の所在が不明。
10分が過ぎた頃、添乗員さんが、
20分過ぎたら、先に行きましょう」
と説明。
誰だよ、ったく!! パンクチュアルは日本人の美徳だと私は思っている。団体行動は時間厳守が基本マナーでしょう。
遅刻するのは自己責任なんだから、そんな奴らは無視して置いていけばいいのだ!!

そして、タイムリミット3分前。
エントランスの方でバタバタと足音がして、

やばい! 待ってる!

の声とともに、若い女の子4人組が帰ってきた。

やばい、待ってるって・・・・・・。待ってなかったらどーすんのさ!?

まだ若いから許されても、社会人になったら、そうもいかないんですよ、お嬢さん方。

そして、5日間(正味3日)お世話になったインターコンをあとにして、空港へ。

チェックインを終えたら、早速ビジネスラウンジへ行きます。 もちろん格安ツアーなので、座席はエコノミーなんだけど、別途使用料を払えばこのラウンジが使えます。 前出のバリツアーさんにラウンジチケットを予約しておいたのです。 JALなので大丈夫だと思ったけれど、ガルーダの悪夢のトラウマがあるので、保険だと思って申し込んでおいた。
ふかふかのソファはいかつい欧米人が占領していて座れない(/_;) しょーがないのでふつーのテーブルに座って時間を潰す。 中には有料のマッサージ、シャワー室、軽食、インターネットがあります。腹いっぱいなので何も食べれなかったけど。

遅刻ガールズのおかげでチェックインが遅かったのと、JALがしっかり定刻に飛んでくれたので、ラウンジにいたのは小1時間。なんかもったいなかったな〜。でもガルーダを利用するはめになった時にはまた使うんだろうな〜。



ま、次回ガルーダだったらまたここに来よ。


最後の機内食はおかゆ。ぬるくて、マズっ!


そんなわけで、これにてバリ滞在期は終了〜。
ああ、疲れた。日記形式はもうやめよう。
お粗末さまでした。

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