Activities 〜 島内探検・海中散歩 〜



・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・
鬱蒼と茂る椰子の木の下。
ゆっくり歩いていると実が落ちてきて怪我をしてしまう。
− だから走って通り抜けよう −
それがホノルル・マラソン発祥の理由。
ご存知でした?
・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・



南国の島では当り前のように、
空に向かって伸びる椰子の木々。
ここ、ボリフシの椰子には、
こぼれんばかりに実がついている。
落ちてきたらどうしよう。
目線はついつい上の方ばかりを泳ぐ。

どの椰子もこの具合。
小さな子供が木の下を走っている姿をみると、
冷や冷やしてしまう。
けれど心配ご無用。
するすると、何でもないことのように、
スタッフが木に登ってゆく。

あっという間にてっぺんに辿り着き、
器用に実を切り落とす。
これもパフォーマンスのひとつ?
と思えるほど見事な芸当。
あちこちからカメラを低にしたゲストが
部屋から出てきました。



・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・
アクティビティは少ないながら、
リゾートではゲストが楽しめるポイントがしっかり用意されている。
あちこちに点在するブランコ、採れたてのココナッツを配って歩くスタッフ。
一番のもてなしはやはり、ゲストに対する心遣いに他ならない。
・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・



鉄製(?)のボールを転がす遊び。
ルールはよくわからないのだけれど、
ゲートボールに似ているよう。
欧米人ゲストがよく遊んでいました。
ビーチを歩いていると大小たくさんのやどかりに
出会えるボリフシ。
彼らもちょっとしたアクティビティに借り出される。
←の写真はやどかりレースの様子。
どんなものかしばらく様子を見ていたけれど、
気まぐれに貝の中に身を隠すやどかりたちの
おかげで、なかなか進まず、
結局、ルールもわからずじまい。



・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・
奇跡のような透明度の海の中は鮮やかな珊瑚礁とトロピカル・フィッシュ。
モルディブといえば誰もがそんな光景を思い浮かべるだろうし、
旅行前に調べた限りでは、ボリフシについても同様のコメントばかりだった。
結果、期待しすぎたのかもしれない。
実際、珊瑚のほとんどは死んでおり、プランクトンが多く、透明度もいまひとつ。
そして、魚たちも噂で聞いていた『うじゃうじゃ』とは程遠い。
浅瀬はそれこそ珊瑚の墓場。間違いなく地球温暖化と数年前のエルニーニョの影響だろう。
言い換えれば、美しかった海をここまでの状態にしてしまったのは人間なのだ。
そんな中にあっても元気良く泳ぎ、藻をつつく魚たちが健気で、
人間であることの罪深さを感じずにはいられない。
・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・



ビーチ・ヴィラ前からエントリーした
ドロップ・オフで撮ったもの。
お手軽なシュノーケリングは、
レストラン前の防波堤の方がよいかも。
フエダイの集団や、クマノミ城も見られる。
元水泳部の友人が、海底までダイブして
撮った亀さん。
私は水面から遠く眺めていました。



付け加えさせて頂くと、日常から離れ、リラックスするには十分な美しさが、ここにはまだ存在している。
あくまでも私がこれまで潜った数少ない海と比べてのことで、たとえば初めて海外の海を堪能する方には、やはり信じられぬ程美しい光景に映るのだろう。
そして、モルディブにもう一度行きたいか、と問われれば、迷わず私はイエスと答える。
なぜなら、この海もやはり私を慰め、励まし、優しく癒してくれたからだ。
神がインド洋に散りばめた無数の真珠。いつの日か水に沈む環礁。
最後まで、誇らしく輝かしい海であって欲しいと、心から祈るしかない。

TOPHOME