Frankland Islands

ここ、フランクランド島へはたった1社のツアーでしか上陸できない。それも1日1便。ガイドさんに薦められて参加してみると、春休みのせいか、学生さんらしき若い日本人がたくさん。途中、無人島で下船する欧米人は大きな荷物を運んできている。キャンプも出来るのだそう。
ケアンズからは車で船着場まで移動。地図によると『Gordonvale』という場所らしい。そこから川を下って海へ出る。ツアー・パンフレットには『フランクランド島』とあるけれど、正確にはフランクランド諸島のよう。
静かな静かな無人島。手付かずの自然と、珊瑚で出来た美しいビーチがそこに待つ。


沖に停泊した船から小さなボートに乗り換えて上陸。
珊瑚で出来たビーチゆえ、裸足で歩くのは危険。


アクテビティは到着するまでの船上で申し込む。GBRの余韻がまだ残っていたので、ダイビングをすることに。
島に着くやいなや、いきなりエントリー。私たち以外は全員体験ダイビングの方々で、彼らが説明を受ける間に潜ることになった。
それにしても初めてのダイビングなのに簡単な、しかも英語による説明だけで、よく潜る気になるな、と思う。そんな無鉄砲さが、若い証拠なのかもしれないけれど。

BBQのランチの後は、島内のツアー。ツアーといっても小さな島なので、30分程度のものですが・・・。



島内ツアーは森を抜けて、反対側のビーチまで行き、ぐるっと半周して戻ってくる、というコース。
森の中では珍しい植物、引き潮になったビーチには、様々な海の生き物が顔を出す。
心配していた蛇に遭遇することもなく、短いながら楽しいトレッキングでした。



岩陰でうごめくこの物体。
なまこかと思ったら、いそぎんちゃくの一種なんだそう。
こちらは海亀の遺骨。
静かなジャングルの守り神。
この周囲だけ時間が止まっているかのように
ひっそりとしている。



ダイビングにシュノーケリング、トレッキングと、一通りのアクティビティを満喫したら、いよいよ帰路につく。滞在時間は5時間くらいのものだったけれど、BBQもおいしく、天気にも恵まれ、大満足。
帰りの船では途中、浅瀬にはまってストップというハプニングも。ゲストが全員デッキへ出て、体重で船のお尻を持ち上げて脱出成功。そんな状況でも皆楽しそうに笑っていたのは、充実した一日だったという、何よりの証明なのだろう。



Gordonvaleに到着。
船着場にご主人を迎えにきていたデブ犬。
呼吸が苦しいのか、ずっとハーハー言っていた。



エッセイ(『南の島のphoto&essay』)にも書いてありますが、まともな写真はこれだけです。カメラは二重写し、ビデオも故障。かろうじて残っていたものだけをここで紹介させていただきました。ケアンズへ行く機会があったら、ぜひ、フランクランド島へ足を伸ばして下さい。あなたの目で、この島の美しさをご覧下さい。



Diving Log
これだけではなんとも淋しいので、
ダイビング・ログでもどうぞ。


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