Hawai‘i Volcanoes

(国立ハワイ火山公園)

それは、子供心に衝撃を与えた。昔のことなので、もちろん番組名は思い出せない。
TVに映るのは、ゆっくりと、それでいて堂々と流れゆく赤い川。
噴火口から流れ出る溶岩が、自然をことごとく焼き尽くしていく。
その様は、小さな頃に聞かされた地獄の話・・・火の海、そのものだった。
恐ろしかった。そして、美しかった。
どうしようもないくらい、私はその光景に惹き込まれてしまったのだ。
火の国−ハワイ島。
その生命力を見せ付けるがごとく、今もなお活動を続ける火山帯。
残念ながら燃えさかる溶岩の様子は見られなかったけれど、
美しい海に囲まれたビッグ・アイランドは、子供の頃からの期待を、決して裏切らなかった。




■ Lunch Time ■

頂上へ向かう前に腹ごしらえ。ボルケーノ・ハウスにて、バッフェの昼食をいただきます。
チキン、ビーフ、魚、野菜にフルーツと、一通り揃っています。
ドリンク類はコーヒー、紅茶だけでなく、コーラ等のソーダ類も飲み放題なのが、うれしいですね。
アルコール類はバー・カウンターにて。有料です。

看板のかかるこの柱も
もちろん溶岩。
窓いっぱいに広がる、
壮大で美しい景色を
思う存分眺めながらの、 幸せなランチ・タイム。


■ View Point ■

短い時間で全てを見つくしてしまうのは、とても無理。メインのポイント以外は車窓からの観光となります。
前夜、ほとんど眠れなかった私は、心地良く揺れるマイクロ・バスの中、ガイドさんのお話しに耳を傾けることなく、なんと、よだれを垂らして眠りこけてしまいました。
反省。そして、すごく残念。


地を埋め尽くす溶岩。
要は何もなくなってしまった所。
山が生きている証。
そこかしこから、煙が。
わかりにくいかな?
NENE一家です。
牛乳を沸かすと表面にできる、
薄い膜のようなものなんだそう。。

NENEという鳥がいるのです。ハワイの州鳥だなんて、初めて知りました。
見知らぬおばさんが「あ、NENEだよ、NENE!」とこちらへ近づいてくるので、
「え、私?」と一瞬びっくりしてしまいました。一家で連なって歩く姿は愛らしく、かるがものお引越し風景を思い出してしまいました。


車はゆっくりと山頂に向かいます。

頂上です。
目の前に広がる、大パノラマ。
別のポイントから見たもの。 綺麗な花(Ohi'a lejua)
が咲いています。
山頂を下って、
ここは溶岩トンネル。
鬼ゼンマイ(Hapu'u)のベビー 鬼ゼンマイ成人 鬼ゼンマイ長老 鬼ゼンマイ集団。

ロマンティックとは程遠い光景ですが、自然は生きている、というあたりまえのこと、そして、ハワイは「火山」なんだなあと、実感することができ、素敵な体験だったと思います。

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