Nusa Lombok
 SCENE 5 − Indiana Ocean −





ノボテルが建つビーチは比較的波が高く、サーファー向けです。
透明度もよいとは言えず、シュノーケリングも
楽しめません。

珍しいのはロンボク特有の丸い砂
表面が滑らかゆえ、波打ち際を歩いていると、足をとられそうになります。
柔らかさが素足に気持ち良いのだけれど、珊瑚や貝の欠片が混じっているので、
足元にご注意。



ビーチは十分な広さがあるけれど、ゲストの数に比較してみると、デッキ・チェアは不足気味。
繁忙期だから特別だったかもしれないけれど、できれば朝食前にタオルを置いて、キープしておいた方が無難です。
それさえクリアできれば、あとは文句なしにゆっくりできる、のどかな、のどかなビーチです。
喉が渇いたら、バーにかけこみましょう。
PAPAYA BARから見たビーチ。
通りかかるスタッフに言えば、
ビーチのチェアまで、食事や飲み物を
運んでくれます。



地元の子供たちが籠いっぱいにお土産品を詰めて、ビーチを歩いています。
敷地内には入ってはこないけれど、ビーチに一歩出るとわらわらわら・・・・・・。
買ってあげたい気持ちもあるけど、やっとの思いで辿り着いたこの場所。
ようやく手に入れた静かな時間。
出来れば、そっとしておいてほしいものですね。



朝の海は引き潮で、目を凝らすと所々に人の頭が見えます。
魚でもとっているのでしょうか。

朝食の前の席取りで見かけた光景。
しばらくして、沖に浮かぶ岩が
ゆっくりと移動しているのが見えた。
一体、何事? と思いきや、
岩に見えたのは、
土地の人々が収穫した海草の山。
ロンボクは海草の名産地。
日本にも輸出されているそうです。
あの『動いた岩』が、日本の食卓で、
私たちの口に入る日が来るのかもしれないですね。

家族総出の作業。




シーサイド・レストランから。
奥がプール。
プールはビーチから階段を上っていく作りで、プール・サイド、といったものがありません。
当然、デッキチェアもなく、一風変わった設計。
けれど、高い位置にあるゆえ、ぷかぷかと水に浮きながら海を一望できます。
露天風呂のような感覚で、これはなかなか気持ちのよいものでした。

キッズ用プール

階段の下にはフット・バス
砂を落としてからプールへ入りましょう。



サーフィン以外で楽しめるマリン・スポーツは、シー・カヤックくらい。
お魚を追うのはあきらめて、このリゾートでは、ただひたすら太陽の光と海風を 浴びることだけに夢中になっていました。
でも、これがきっと、南の島の正しい過ごし方なのでしょう。


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ひとつだけこのリゾートの難を言わせてもらえば、あまり優秀とはいえないフロントのスタッフ。
チェックアウトの朝に頼んでおいたポーターはやって来ないし、
両替を頼むと嫌な顔をされた。

清潔な施設に広いビーチ、気持ちのよいプール。
そして、バーやレストランのスタッフは明るく、いつも笑って迎えてくれたのが救いになりました。
デンパサールからわずか、空路30分の素朴な島。
リゾート開発が進まないうちに、
一度、訪れてみてはいかがでしょう。



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