Kuara Trengganu, MALAYSIA
+ Sutra Beach Resort +




日本から当日着が可能になったので、レダンへ渡る前日はクアラトレンガヌで一泊。前から気になっていたストラ・ビーチ・リゾートを申し込むと、スーペリアは満室で、デラックスしか空いていないという。寝るだけなのでもったいないとは思ったけれど、\1,000しか違わないので、お願いすることにした。
リゾートに着いたのは夜の10時近く。ビールを飲んで寝てしまおうと思い、バーへ行ってみると、なんと、すでにビールは売り切れ! お酒ナシの夜なんて。しかもビーチ・リゾートで。まるでこの世の終わりのような悲痛な声をあげ、ふてくされた亭主と共に、この日は早々に寝てしまいました。アテネ五輪の女子マラソンも放映していなかったし。


部屋はコンパクトにまとまり、可もなく不可もなく、といったところ。家具は木目調で統一されていて、ビーチ・リゾートらしい雰囲気。
そして、ベッド・カバーは太陽のイラストをあしらった、エメラルド・グリーンのかわいらしいもの・・・なのだけれど・・・
腰を下ろしてびっくり。
確かに部屋の目の前がビーチだから多少の湿気は仕方ないけれど、ここまで湿っているベッド・カバーはあまり気持ちの良いものではない。幸いシーツまで湿気は浸透していなかったけれど、もう少しまめに天日干しをなさったらどうだろうと思う。


お酒を飲まなかったわりにはぐっすり眠れた翌朝。夜、激しいスコールが降ったのが嘘のようにからりと晴れて、美しい太陽がすでに姿を現していた。
デラックス・ルームはテラスを開けると目の前がビーチ。なのに一度も泳げなかったのは残念。このテラスでビールを飲みながら、午後のひと時を過ごせたら、どんなに気持ちいいだろうなあ。



朝の海はとても静かで、波も穏やか。
すでに水に飛び込んでいく子供たちの姿(元気だなあ)
に交じって、親たちも水遊び。
残念なことに透明度はやはりいまいち。


時間もなかったので、じっくり見たわけではないけれど、
敷地は思ったより広く、部屋数も多いよう。
右が海に面したデラックス・ルーム。左が(たぶん)スーペリア。
外観からすると、部屋の広さはどこも同じで、場所によってお値段が違ってくるみたいです。
椰子の木々の間を縫うように、小道が伸びる。





↓↓↓ 拡大してみましょう ↓↓↓

わーいっ、たこさんウインナ!!(笑)
レストランへ行ってみると、正装したモスリムの方々でにぎわっている。集会でもあるのかな〜、と思いながら彼らの合間を縫ってバッフェに並ぶ。たいした種類はなく、卵料理が一品もないのは致命的。
ナシ・ゴレンハム&ポテトを適当にお皿に盛っていると、珍しい物が目に飛び込んできた。
日本だけじゃなかったんだ、たこさんウインナ!!
色んなリゾートで朝食を食べたけれど、たこさんウインナは初めて。厳粛な表情のおじさんたちがたこさんウインナをお皿に盛っている姿はなんとも微笑ましい。


食べ始めると小さな猫さんが寄ってきた。たこさんウインナをちぎってあげると喜んで食べ、その後は亭主の足元にべったり。食べ終えてレストランを出ようとする私たちを名残惜しそうに見つめていました。


慌しく食事を済ませ、荷物を整えると、あっという間にピックアップの9時。
短い時間を有効活用して、リゾートの様子を撮影してみました。詳しい情報が得られなかったことはお許しください。

←プール側から見たメインロビー。
早朝のビーチ →

↓ プールはなかなか大きくて、立派。
デッキチェアもたくさん。
↑ アクティビティ・デスク。
ロビーに貼り出されたメニューを見てみると、
トレンガヌの街への散策ツアーや
レダンへのシュノーケリング・ツアーなど、
種類は豊富のよう。
朝陽を反射して、眩しいほど輝くプール →
泳げたら、気持ちよかっただろうな。
もちろんプール・バーもあります。



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レダンでの休暇を終え、ボートで戻ってきたのは、シャバンダー・ジェティ。
他のリゾートがメランを利用するのに対し、どうやらこの港がベルジャヤ専門になったようです(真偽の程はちょっとわかりませんが)。
飛行機の時間まで4時間近くあるので、どうやって過ごそうかと、前々から迷っていたところ、空港へ行くバスが出るまでに1時間半程あるという。
何もないトレンガヌの空港で過ごすより街を探索した方がずっといい。おそらくはこれもベルジャヤならではのサービスなのだろう。


この日は金曜日。
トレンガヌ州の休日とあって、クローズしている店が殆どの中、
港のすぐ近くのマーケットだけはしっかりオープンしていた。
広い店内には食品と雑貨があふれんばかり。
珍しい果物や乾物を見て、しばし楽しんだ後、2Fへ上ってみる。と、
そこにはなんと、私の大好きなバティックのお店がずらり!
トレンガヌの名産、ノア・アルファの布が1枚20〜30RM。
ノー・ブランドものに至っては3枚で45RMほど。
金曜日でなければ工場まで足を伸ばしたかったのをあきらめていたので、
もう、大興奮。
全部買って帰りたい気持ちを抑えて気に入ったものを厳選。
ベルジャヤ様様です。


 休日なれど、賑やかなマーケット。





無防備に眠る猫。
優しい人々に囲まれて暮らす、
幸せなにゃんこなんだろうな。
大満足してマーケットの外へ出ると、にゃんこがしどけなく眠っていた。
写真に撮ろうと、カメラの用意をしていたら、子供たちが寄ってきた。
マレー語でしきりに話し掛けてくるのだけれど、
不勉強な私たちは何を言っているのやらさっぱり理解できない。
なのにあきらめることなく、話しかけてくる彼女たちの様子を見ているうちに、
なんとなくわかってきた。どうやら、自分たちの写真を撮って欲しいよう。
猫の寝ていたテーブルに並んで座らせ、
「ハイ、チーズ」
無垢な子供たちのマレー・スマイル。これほど心に残る旅の思い出は、決してない。




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