■ ファンカーでGO! 初初日のダイビングを終えた後、ファンカーを借りる。もちろん、マガザンに酒を買いに行くためである。 レンタルは2時間からで、お値段5,500CFP。 酒を売っている、一番近いマガザンまでは往復30分程度なので、いくらなんでも長すぎる。 ダメもとで、 「1時間でいいから半額にして」 と交渉してみると、あえなく、 「No. 」 「でも2時間じゃ多すぎる。なんとかならないか」 と、しつこく食い下がると、どこかへ電話をかけ始めた。お偉方に交渉してくれるよう。 「今日1時間、明日以降もう1時間ならOKだよ」 という、願ってもない返事をもらえた。これで足りなくなったらまた買出しに行けるぞ♪ |
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初日は白いファンカーで。もう夕刻なので、陽が沈みかけていた。急がなくちゃ。 |
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早速、買出しドライブへGO=3 ファンカーは遊園地のゴーカートをちょっと性能良くしたような感じ。 他の車はほとんど走っていないので、快適、快適♪ 途中、写真を撮りながらマガザン・ヘイウラへ。 この日は土曜日。翌日は日曜日なので、念の為明日も開いているかどうか、店員に確認したところ、「Yes.」とのこと。 ミネラルウォーターや朝食用のヨーグルト、あとはビールをしこたま買い込んで、残った時間、島内を行ったり来たり。暗くなる前にホテルへ帰還。 亭主はファンカーがすっかり気に入ってしまい、 「日本帰ったらファンカーを買う!」 とまで言っている(日本の車道は走れるのか?)。 |
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マガザン・ヘイウラの店内。すし酢まで売ってます。 |
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翌日。この夜の分はまだ間に合いそうだけれど、明日の夜飲むビールがない。明日は1日ブルーラグーンへ行くので、この日、ダイビングの合間を縫って、再びヘイウラへ行くことにした。 今度は赤いファンカー♪ ヘイウラまでやってきて、ようやく大誤算に気づく。 しまった。本当に困った。 "日曜日も営業している" ということしか頭になかった。 お昼休みをすっかり忘れていた! 3時にならないと開かない!Σ( ̄□ ̄;) 藁にもすがる思いでアバトルパス近くまでファンカーを飛ばしてみるけど、どこのマガザンもお昼休みでクローズ中・・・・・・。もっと働けよー!! 仕方ない。明日、ブルーラグーンから帰ったら自転車でも借りて、再度買い出しに行こう、ということで、開き直って島内ドライブ。 |
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せっかくだからティプタパス近くのレストラン『ルレ・オホツ』でお昼を食べようと思ったんだけれど、ここも日曜日なのでクローズllllll(-_-;)llllll 結局、何の目的も果たせず、ただのドライブ。 1本道を何度も往復しているうちに、ファンカーに乗った同じカップルと3回もすれ違う。 向こうも、借りたはいいけれど時間を持て余して行ったり来たりしているよう。 すれ違う度にお互い手を振り合って、これもまあ、いい思い出のひとつになりました。 |
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左から:港で遊んでいた子供たち、近くのマガザン(酒ナシ)のおばちゃん、お店のにゃんこ。 |
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■ チャリンコでGO! そのまた翌日。 ブルーラグーン・ツアーを終えてホテルに戻ってきたのは午後4時半過ぎ。 シャワーを浴びたいところだけれど、早くしないとマガザンが閉まってしまうし、その前に日没になってしまう。 なので、ラッシュガード姿のままアクティビティ・デスクへ行き、自転車を借りる。 でも・・・・・・欧米人仕様の自転車、サドルを一番低くしても、私にはどーーしてもペダルに足が届かんのです!(ーー;) 「あれは?」 と、亭主が指差したのは、1台だけあった子供用自転車( ̄ェ ̄;) 選択の余地はないので、これを借りることにして、いざ出発。 がっ、この子供用チャリ、車輪がとても小さいので、漕いでも漕いでもなかなか前に進めない。 ホテルから車道に出るまではゆるやかな坂道になっていて、これだけでへこたれてしまった。 そこからなんとか数十メートル進むも、このままだと日没までに往復できない、と判断。 結局、亭主1人で買いに行くことになった。 亭主を待つ間、チャリにまたがったまま、ぼけーっと夕陽を眺める。 このぼけーっとした姿を、ダイビング帰りのだいきちさんご夫婦が車の中からしかと目撃していた。 直後、お二人は先を行く亭主が、はずれた自転車のチェーンを直しているところも目撃。 一体、この夫婦は何をやっているんだ? と首をかしげたそうな。 |
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その後、ヘイウラにて、やはりビールを買いに来ただいきちさんご夫婦と亭主がばったり。 缶ビールは残り4本しかなかったそうで、 「お宅がたくさん飲むから」 「いや、お宅でしょー」 と言い合いになったそう(嘘です)。 一方、私はというと、まさか誘拐されたりはしないだろうけど、人気のない場所は心もとないので、民家の近くに移動。家の中に人の気配もあるし、犬もいるので、いざとなったら駆け込めばいい。 幸いそんな事件は起きることもなく、しばらくして重い瓶ビールをぎっしりとリュックに詰め込んだ亭主が、ようやく戻ってきた。 ホテルに戻ったのは日没ぎりぎり。亭主にとってはハードなチャリの旅でした。 飲兵衛はとにもかくにも酒の入手を最優先に考えて宿を選びましょう。 |
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恐怖の激流やら闇夜の戸惑いやらお酒の不安はあったけれど、楽しかったランギロア滞在もあっという間におしまい。 4日目の朝、これが見納めと、ビーチに出てランギロア・ブルーを目に焼き付ける。 空港行きのマイクロバスが玄関に横付けされると、高田さんがゲスト一人一人に貝のネックレスをかけてくれる。 「ファカラバ、楽しんで下さいね」 高田さんはまだ訪れたことがないそうです。 スタッフに見送られキアオラを後にし、空港へ向かいます。 |
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小さな空港は相変わらず搭乗を待つ人、リゾートのスタッフで賑わっている。 またいつかこの地に立てる日はくるのかな〜と、感傷に浸るのもつかの間。ファカラバに着くのは中途半端な時間なので、お昼を食い損ねるんじゃないかと思い直し、空港で軽く食べていくことにした。 隣のテーブルで食べていたサシミライスにもひかれたけれど、それほどお腹もすいていないので、パニーニ。これが熱々ですっごく美味しい♪ この日は何の予定も入れていないので、躊躇することなくビールを飲む。 く〜っ、やっぱり陽が高いうちに飲むビールは格別だー! |
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サシミライスはどこでも食べられるみたいですね。 |
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やれ、お腹も落ち着いた。まだ早いからのんびりビールを飲んでいたら、搭乗口がざわざわし始めた。 え、もう搭乗開始? と慌てて目を凝らして時刻表を確かめると、次は確かにファカラバ経由の便。 は、早くしなくちゃ、と会計だけ済ませると、近くで見たら、私たちの乗る12:30発ファカラバ経由パペーテ行きではなくて、12:10発のパペーテ直行便が先にあった。 普通、時間の早い方から掲示しませんかー? ほんとに焦った(;・∀・) さあ、これからいよいよ憧れのファカラバでの滞在が始まります。 |
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パニーニ、おいしかった♪ さようなら〜、ランギロア!! |
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