Weekend Kitchen
・・+・・+ Nov. 2003 +・・+・・


 
 11月24日(月)

 

 今日で3連休もおしまい。せっかく良いお天気が続いていたのに、朝からどんより。ぐっと寒くなった。
 熱いシャワーを浴びても、まだ寒い。
 レンダルしたビデオを返しに行ったついでに、買い物をしてこようと思ったけれど、
 なんだか億劫になってまっすぐ家に帰ってきてしまった。
 冷蔵庫を開けてもお昼ご飯のおかずになりそうなものがない。
 昨日の残りの金目鯛のあら汁を温める。
 冷凍のご飯と、お酒のおつまみにと思って買っておいた、いかとめかぶの醤油漬け
 しょうがと酒粕をたくさん入れたあら汁で、身体を温めよう。
 そして今夜はお湯をためて、ゆっくりとお風呂につかろう。

 


 
 11月17日(月)

   おお、ジャパニーズ・ブレックファスト!

 ウィークエンドじゃないけれど、今日は振休。りっぱなお休み。 休みといえば、私の実家は民宿を経営していたので、
 土日、つまり一般的なサラリーマン家庭が『遊ぶ』日に仕事をしていた。
 だから、家族で旅行、なんてものには無縁だったわけである。
 こんな風に、整然と美しく盛り付けられた朝食が無性に食べたくなるのは、そのせいかもしれない。
 旅館の朝ご飯。飽きるほど目にしてはいるけれど、それは決して自分のために作られたものではない。
 目の前にあるのに食べることの出来ない、夢のお膳だったのだ。
 鯵の開き卵焼き焼き海苔、そして、水のきれいな静岡ならではの、ぴりっと辛いわさび漬け
 どれも慣れ親しんだ味ではあるけれど、自分のために作った朝ご飯は、やっぱり格別だ。
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 ついでにもひとつ。今日、いつもの八百屋さんへ行ったら、見慣れぬ麺を発見。
 どこの街にもある普通の八百屋さんなのだけれど、たまにドリアンやらまぐろの中落ちなんぞも売っている、ミラクルなお店である。
 買ったのは『お切り込み』という麺。きしめんをもっと太くしたようなもので、野菜をいっぱい入れて煮込んだらおいしそうですね。


 これ→ 


 
 11月16日(日)

   おばあちゃんのヨーグルト

 我が家のヨーグルトは手作り。 おおー、と思うでしょうが、なんてことない。
 主人の祖母からもらったヨーグルト菌に牛乳を入れ、一晩常温で置いたもの。
 北海道の祖父母の家へ行くと、毎朝必ずこのヨーグルトがテーブルにのる。
 市販のものよりも、もっちりとして、クリーミィ。
 主人は毎朝、これをプレーンで食べる。
 私は時々。やはりプレーンが好きだけれど、最近はヒデさんに戴いたアロエ粉末を混ぜて食べるのがお気に入り。
 アロエというと、長い間拒絶反応があった。
 幼い頃、怪我をすると飲まされていたアロエの絞り汁。あの苦いトラウマが抜けなかったのだ。
 このアロエ粉末は抹茶のような風味で、ヨーグルトの味もまろやかになる。
 菌は放っておくとすぐに死んでしまう。旅に出ると、猫たちのことと同様、私はいつもヨーグルトのことを、気にかけている。
 


 以前、旅先(ビーチ・リゾート)で食べた料理を再現する『南国クッキング』
 というコンテンツを載せていたのですが、 なかなか作る機会もなく、閉じてしまいました。
 けれど、料理自体は大好きなので、料理や食器に関するページを、
 もう一度作りたいとずっと思っていたのです。
 平日は忙しいので、盛り付けや食器にこだわっているわけにはいきません。
 ので、週末限定でおいしいもの・楽しい食卓を題材にした写真つきエッセイを始めてみました。
 風景と違って、食べ物を『撮る』のは意外と難しく、ひどい写真が多いのですが、
 ぼちぼちアップしていこうかと思っています。

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