Bali, 2007 −タナロット寺院へ行こう!− |
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
チェックアウトは16:00。HISの迎えは21:25。 さて、この5時間30分近い時間をどう過ごすか。 のんびり観光している余裕はなし、かといって食事だけじゃとうていもたないので、タナロット寺院へサンセットを見に行くことにした。夕陽見物の時間を含めて往復3時間半くらいか? その後、夕飯を食べればちょうど良い。 コンシェルジェで予約したホテルのタクシーはRp.80,000@1時間。 4時間のチャーターで5,000円程度なので決して安くはないんだけれど、年寄り連れだし、安心代ということで。 ドライバーはダルマディさん。 サンセットには余裕があるので、ビンタン・マーケットに寄ってもらい、ビンタンTシャツとお土産を買い足してから、タナロットへ向かいます。 |
お土産屋さんがズラーっと。 |
1時間程でタナロット到着〜。 観光名所とあって、すごい混雑ぶり。 観光客の数もすごけりゃ土産屋の数も半端ではない。 入場料を払うと、無料コーヒーのサービス券を貰ったので、タダじゃすまないだろうと勘繰りつつも、その店に立ち寄ってみる。 スタッフがいそいそとコーヒーをサービスしてくれたかと思ったら、案の定、「買って」攻撃。 「5つ買う、1つタダ!」 コーヒーは、お湯を注げばそのまま飲める粉タイプ、挽いたやつと豆のまま、3種類。 なかなかおいしいコーヒーだったので、豆を2袋買うことにした。 土産物屋を通り抜けて、寺院入口の割れ門をくぐると目の前に海が広がっている。 ガチョウだかアヒルだか、派手な鳥軍団がよちよちと歩いているので、近付いてみた。 人間に慣れているのか、逃げはしないけれど、動いていると上手く撮れないので、 「お願いだから、ちょっと止まってー!」 と言うと、本当に止まってくれた♪ かわいい〜! |
天気良くないから暗いなあ。 |
あひるちゃん他、大行進! |
海の上に建つタナロット寺院。その下は洞窟になっていて、この中には神様として祀られている蛇様がいらっしゃるのです。 御手水で手を洗い浄めた後、お坊さんみたいな人がお祈りを捧げてくれ、額に米をつけてくれます。 遠目から様子を伺っていると、 「ヘビなんて、どこにもいないじゃない」 と、入っていった母。 ところが、出てくるやいなや、 「あんた、やめておいた方がいいよ! いた、いた! 手洗う所にいた!」 との言葉を聞いた途端、腰から下の力が一気に抜けていった。 い、嫌じゃ! いくら神様でも、やっぱり怖い・・・・・・。 すっかり腰がひけ、よたよたとおぼつかない足取りで洞窟から立ち去る。 |
こ、この中ににょろにょろさんが・・・(==;) |
そうこうしているうちに、陽が傾いてきた。 海に向かって右側の小高い丘の上まで行ってみる。 道が狭く、すぐ下は波打つ海なので、ここもまた高所恐怖症の人は無理でしょう。 前日まで曇りがちだった空は、この日の午後になってようやく太陽が顔を出した。 それでもまだ雲が多くて、お日様にかかってしまっている。 けれど、赤く染まった空とその光を照り返す海は、やっぱり美しい。 この見物場所は狭いので、いつまでも占領しているわけにはいかない。 何枚か夕陽を写真に収めた後、場所を譲って入口付近へ戻る。 後で知ったんだけど、夕陽を撮影するのにうってつけな有料席があるとか? でもこの日は雲がかかっていたので追加料金払っても、 きれいな写真は撮れなかったんじゃないかな。 |
あひるさんたちもおねむの時間。 |
美しいサンセットは名残惜しいけれど、寺院を出て、再び土産物屋ロードに戻る。もうそろそろ店じまいか。殆どの店が片づけを始めている。 ぶらぶら歩いているうちに、家用のバリ猫を買うのを忘れていたことに気がついた。トイレにも行っておきたいし、先程のコーヒー買った店でバリ猫買って、ついでにトイレも借りることにした。 さっきコーヒーを買ったせいか、とても愛想がよく、親切。 「コーヒー、飲ミマスカ?」 と、言ってくれたけれど、丁重にお断りした。もうすぐ夕飯だし、ビールが美味しくなくなりますからね♪ |