Bali, 2007
−タナロット寺院へ行こう!−


チェックアウトは16:00。HISの迎えは21:25
さて、この5時間30分近い時間をどう過ごすか。
のんびり観光している余裕はなし、かといって食事だけじゃとうていもたないので、タナロット寺院サンセットを見に行くことにした。夕陽見物の時間を含めて往復3時間半くらいか? その後、夕飯を食べればちょうど良い。
コンシェルジェで予約したホテルのタクシーはRp.80,000@1時間
4時間のチャーターで5,000円程度なので決して安くはないんだけれど、年寄り連れだし、安心代ということで。
ドライバーはダルマディさん
サンセットには余裕があるので、ビンタン・マーケットに寄ってもらい、ビンタンTシャツとお土産を買い足してから、タナロットへ向かいます。




お土産屋さんがズラーっと。
1時間程でタナロット到着〜。
観光名所とあって、すごい混雑ぶり。
観光客の数もすごけりゃ土産屋の数も半端ではない。
入場料を払うと、無料コーヒーのサービス券を貰ったので、タダじゃすまないだろうと勘繰りつつも、その店に立ち寄ってみる。
スタッフがいそいそとコーヒーをサービスしてくれたかと思ったら、案の定、「買って」攻撃。
「5つ買う、1つタダ!」 コーヒーは、お湯を注げばそのまま飲める粉タイプ、挽いたやつと豆のまま、3種類。
なかなかおいしいコーヒーだったので、豆を2袋買うことにした。
土産物屋を通り抜けて、寺院入口の割れ門をくぐると目の前に海が広がっている。 ガチョウだかアヒルだか、派手な鳥軍団がよちよちと歩いているので、近付いてみた。
人間に慣れているのか、逃げはしないけれど、動いていると上手く撮れないので、 「お願いだから、ちょっと止まってー!」
と言うと、本当に止まってくれた♪ かわいい〜!



天気良くないから暗いなあ。


あひるちゃん他、大行進!


海の上に建つタナロット寺院。その下は洞窟になっていて、この中には神様として祀られている蛇様がいらっしゃるのです。
御手水で手を洗い浄めた後、お坊さんみたいな人がお祈りを捧げてくれ、額にをつけてくれます。
遠目から様子を伺っていると、
「ヘビなんて、どこにもいないじゃない」
と、入っていった母。
ところが、出てくるやいなや、
「あんた、やめておいた方がいいよ! いた、いた! 手洗う所にいた!」
との言葉を聞いた途端、腰から下の力が一気に抜けていった。
い、嫌じゃ! いくら神様でも、やっぱり怖い・・・・・・。
すっかり腰がひけ、よたよたとおぼつかない足取りで洞窟から立ち去る。


こ、この中ににょろにょろさんが・・・(==;)



 

そうこうしているうちに、陽が傾いてきた。
海に向かって右側の小高い丘の上まで行ってみる。
道が狭く、すぐ下は波打つ海なので、ここもまた高所恐怖症の人は無理でしょう。
前日まで曇りがちだった空は、この日の午後になってようやく太陽が顔を出した。
それでもまだ雲が多くて、お日様にかかってしまっている。
けれど、赤く染まった空とその光を照り返す海は、やっぱり美しい。
この見物場所は狭いので、いつまでも占領しているわけにはいかない。
何枚か夕陽を写真に収めた後、場所を譲って入口付近へ戻る。
後で知ったんだけど、夕陽を撮影するのにうってつけな有料席があるとか?
でもこの日は雲がかかっていたので追加料金払っても、
きれいな写真は撮れなかったんじゃないかな。






あひるさんたちもおねむの時間。
美しいサンセットは名残惜しいけれど、寺院を出て、再び土産物屋ロードに戻る。もうそろそろ店じまいか。殆どの店が片づけを始めている。
ぶらぶら歩いているうちに、家用のバリ猫を買うのを忘れていたことに気がついた。トイレにも行っておきたいし、先程のコーヒー買った店でバリ猫買って、ついでにトイレも借りることにした。
さっきコーヒーを買ったせいか、とても愛想がよく、親切。
「コーヒー、飲ミマスカ?」
と、言ってくれたけれど、丁重にお断りした。もうすぐ夕飯だし、ビールが美味しくなくなりますからね♪


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