Bali, 2007
−バリ島じゃらんじゃらん その1−



4度目のバリにして、初めてウブド方面観光を決行!
ピックアップは8時なので、前日同様、ちょっと早いけど6:30には起きて朝食。
この日は和食にしてみました。



 ←母膳
日本食コーナーにはご飯味噌汁漬物各種。
おかずは日替わりで、この日は焼き魚かぼちゃ煮、おかずにならないけど、カッパ巻きそうめん
別の日はひじき煮納豆までありました。

なんか物足りないのでエッグスタンドで目玉焼きを焼いてもらう。
かぼちゃ煮がお上品な味付けだこと! 京風を狙ったんでしょうかね? でも全然、味がしないですよ!

ご飯はもちろん、ご当地のパラパラ・ライス。和食のご飯として食べるには、やっぱりいまいち。
漬物だけは日本製じゃないでしょうかね。どれもおいしかったです(単に塩分を欲していただけかも・・・)。

魚はなんだろ? 妙に固いんですけど。味噌汁は薄いし、日本食はいまいちですね。1日でも和食を食べなければ生きていけない人にとっては、あるだけありがたいだろうけど。
結局、ナシゴレンなんぞも食べてしまった。

「私のも撮ってよ」 と、母が言うので1枚。 しかしまあ、パンケーキと味噌汁って・・・(--;)


この日のツアーはBICカー・チャーターをお願いしました。
チャーター・プランにも色々なコースがあるけれど、ラフティングスパ&エステが付いているものが多い。
行きたい場所だけゆっくり回りたいので、車&ガイドさんのみのプランにしておいた。
お迎えはアダモステ似のバリニーズ、ヌラさん

「私、あまり日本語上手じゃないので、もし失礼なことがありましたら、どうぞお許し下さい」

ですってよ! なんて謙虚な!
でも、前日のケチャのガイドさんより全然上手い。日本人が忘れつつある、謙遜という美徳をバリで再認識した気分です。

まず最初に向かったのはバトゥブラン村。前夜、行ったばかりなんだけど(^_^;)。
ここで毎朝行われるバロンダンスを観るのです。


同じ場所かと思っていたら、ケチャとは会場が違う。演目によって舞台を使い分けているようですね。
この会場の前には大きな寺院があって、観光客は会場に入る前にまずここの写真を撮っていく。私も然り。



立派な寺院です。

この会場も広ーい!


一番乗りだったので、昨夜に引き続き、最前列のド真ん中を確保! いっぱい写真撮るぞー!
でもちょっと早すぎたかな〜。

いい加減待ちくたびれた頃、ガムラン演奏が始まる。
ほどなく、正面のゲートからバロンちゃん登場。
こんなに大きいんだー! びっくり。



今日も特等席! 早く始まらないかな〜。

楽団の人々。もうすぐ舞台が始まります。




良い魂の象徴バロン悪い魂の象徴ランダの戦いを表す踊り。
どちらの勝利もないままに終わるこの舞台は、良い魂と悪い魂は、
同時に存在しているものというバリの人々の信仰の表れでもあります。


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サデワ王子は、バタリドルガという死神の生贄として捧げられる運命にありました。
サデワ王子の母親である女王とその2人の召使いは、なんとか阻止しようと、首相に助けを求めます。

しかし、魔女が現れて女王に呪いをかけ、サデワ王子を早く生贄にするようにと、首相と命じさせました。
首相は息子同様にサデワ王子を愛しており、女王の命令にそむこうとするも、
魔女に気づかれ、女王と同じ呪いをかけられてしまいます。
そして、サデワ王子は死神の家の前に縛りつけられてしまいました。

それを見たシヴァの神が王子を哀れみ、王子を不死身にします。

死神がやってきて生贄の儀式にとりかかるのですが、王子が不死身となったことに気づきました。
敗北を悟った死神はサデワ王子に自分を殺してくれるよう頼んだのです。
そうすれば、天国へ行けるからです。

死神の弟子カレカもそれを望みますが、王子はそれに応えてくれません。
カレカは巨大な動物に変身して王子と戦いますが、負けてしまい、
悪魔の女王ランダに変身しました。 このままではかなわないので、
サデワ王子は真実の神、バロンに変身します。
バロンとランダの力は互角なので、このままずっと、終わりのない戦いが続くのでした。




あらかじめ会場でもらえる説明書きを読んではいたけれど、いざ舞台となると誰が誰だか、よくわからない
そんなわけで、↓の写真のキャプションは、かなり適当です(;^◇^;)ゝ





 

開演前のお祈りが終わると、
バロンちゃんの登場。



この猿は何者?

女王の2人の臣下

きれいなおねーちゃん、2人登場。




女王様?

囚われの身となったサワデ王子

死神の登場か?!




カレカ VS 王子

バトゥブラン村の人たちも見物(笑)




 

ランダに変身したカレカ。
そして王子もバロンに変身!



バロンの助っ人が来たよ!


助っ人、全滅?



よかった、蘇った!
でも、バロンとランダの戦いは、限りなく続くのです。

 


踊りの後のお清め。
これにて終了〜。


わからないながらも、なかなかおもしろかった。
バロンちゃんは動きがっぽくて、かわいいし♪
演技は猿役の人が一番上手かったかな。王子役を演じていたのは女の子のようでした。

個人的にはケチャの方が好きだけれど、バロンも結構楽しめます。
ちなみにステージに立つ彼らは皆、ちゃんと仕事を持っていて、バロンもケチャも副業なんだそう。
二束のわらじは大変だろうけど、ずっと伝統を守っていってほしいものですね。


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