Room & Garden
- 敷地内はラビリンス -

1島1リゾートのコテージというのは似たような外観の上、周囲にはやはり似たような椰子の木々が生い茂っているので、見分けがつきにくい。
つまり、私のようなウルトラ方向音痴にとっては、巨大迷路と同じだ。
ここ、ビヤドゥも然り。
けれども、各宿泊棟へと続く、ふわふわのパウダー・サンドが敷き詰められた歩道は、島内をぐるっと一周、円を描いているので、たとえ迷っても、この道を辿っていけば、必ず自分の部屋が見つかるという優れもの。
しかも掃除が行き届いているので、何かを踏みつけて
「イタタタタッ!」
などということもなく、裸足で歩ける。
結局、滞在中、一度としてビーチ・サンダルを履くことはなかった。
どこへ行くにも裸足という爽快さ!
人間て、なぜ靴を履くようになってしまったんだろうとさえ思えてくる。
ともあれ、方向音痴の諸兄も安心して散策を楽しめることでしょう。


部屋の中はタイル敷きで、ぺたぺた歩くと、これまた素足に気持ち良い(ちなみにビーチから帰ったら、各階段の下に備え付けの水道で、ちゃんと足を洗いましょう)。
室内は良く言えば『余計なものがなくさっぱり』、悪く言えば『何の変哲もない』。
けれどお湯はちゃんと出るし、タオルはバス用とビーチ用が用意されているし、特に不便はない(ただしアメニティは石鹸だけ)。
どうせなら窓を開ければ目の前がビーチの1階がいい。ちょっとした忘れ物をした時も、スコールの時もすぐに部屋に戻れる。残念なことに私たちの部屋は2階。安いツアーだから仕方がないかと思ったけれど、後でちえりさんに聞いてみたら、ツアーの安い、高いにかかわらず、空いていれば変えてくれるとのこと。
でも偵察したところ、文句を言わない日本人が2階、白人御一行が1階というのが基本パターンになっているよう。気のせいだろうか・・・・・・?




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