C a i  r n s
☆ Hotel & Town ☆




 ホテルは繁華街にも、リーフ・フリート・ターミナル(ここからGBRへ向かう
クルーズ船が出航する)にも程近いケアンズ・インターナショナル
コロニアル調の建物は正直、私の好みではないけれど、
格安ツアーでデラックス・クラスのホテルに泊まれるのだから、文句は言えない。
部屋は広く明るく、特にバス・ルームはゆったりとした造りで、
水の少ない土地でありながらシャワーのお湯もしっかり出る
(最近、アジアの島のちょろちょろシャワーに慣れきっていたので、
こんなことでもすごく珍しい出来事に感じてしまう)。




 
アメニティはご覧の通り。
シャンプー&リンスはチューブタイプなので片手で使え、とても便利。
石鹸もハンドソープとバス用に2つ。
さすがはファイブ・スター・ホテル。
ただし、バスタオルは使用後、バスタブに放り込んでおかないと、
取り替えてくれませんのでご注意。



ウッドデッキのプールはジャクージもあり、
デッキチェアの数も広さも十分・・・なれど、泳いでいる人はまばら。
ケアンズに来てまでホテルでまったりする人は少ないだろうから、
スタッフの姿もない。
到着日はチェックインから夕食までの時間を空けておいたので、
一人でこのプール・サイドを占領し、昼寝をむさぼった。
ランチで飲んだビール2本分のアルコール分を搾り出すために、
同じ階にあるサウナも一人で満喫(注:お酒飲んだ後にサウナに入るのは
危険なのでやめましょう)。
プールもジムも部屋の鍵(カード)がないと入れないので、
セキュリティもしっかりしています。

← 夜、小腹がすいたので、
ルーム・サーヴィスを頼んでみた。
クラブハウス・サンドウィッチ A$17也
味はごくごく普通。
ケアンズは一歩外へ出れば
いくらでもレストランやファースト・フード店があるので、
何も高い金払って頼まなくたってよかったのだけれど、
そこが年寄り連れの辛いとこ。
それを理由にささやかな贅沢を楽しんでいたのも事実なんですけど(笑)。
メニューによっては24時間、注文できます。
 

オーストラリアは久しぶりなので、以前はどうだったかよく覚えていないのだけれど、部屋のセイフティ・ボックスは有料。
リーフ・クルーズへ行く時に借りるタオルも。部屋のタオルを持ち出すと罰金A$10だって言うんだから、がっちりしている。
ちょっと不満に思ったのはそれくらいで、あとは立地も設備も文句のつけようのないホテルです。
しかしながら、日本人がうじゃうじゃ宿泊しているので、海外に来てまで日本人の顔なんぞ見たくもない、
という方には向きません。
もっともそういう方はホノルルやケアンズを選んだりはしないでしょうが。


+++ ケアンズの街を歩いてみました。 +++



ケアンズといえば、オーストラリアの代表的な観光地なので、大都市を想像する人も多いだろうけれど、
街自体はこじんまりとしていて、1-2時間もあれば、ほぼ見尽くしてしまえる。
オプショナル・ツアーに参加して、方々へ出かけてしまう人がほとんどなので、昼間はクローズしている店も多く、
どの通りも閑散としている。
だいいち、南国の売りであるビーチがないし、それに代わって造られたのがエスプラネード沿いのボード・ウォークと
人口ビーチ。それでもやはりお日様の高いうちは、やはり人影は薄い。
けれども、ケアンズの海は朝、干潮となるので、干潟に跳ね上がる小魚を目当てにたくさんの鳥たちが
やってくる様子は一見の価値がある。
オプショナル・ツアーのピックアップまでの時間を利用して、お散歩してみました。


 ← 人口ビーチ。
まさかここで溺れる人はいないだろうけれど、
ちゃんとライフセーバーが監視している。
 
 → 真ん中の黒い点々がわかりますか?
実はこれ、木の実ではなくて、コウモリ。
ケアンズの街中には果実の成る木々が
たくさんあるので、
コウモリたちの格好の棲家なのです。
 ↑ 干潟で朝食を摂るペリカンとクロサギ。
時間が遅かったので、
殆どの鳥さんたちは食事を終え、
飛び去ってしまった後だった。

どうでもいいけど、
なんで白いのに『クロ』サギなんだろう?
海外のスーパーが大好き。

← 色鮮やかなフルーツ。
野菜は馬鹿みたいにでかいくせに、
リンゴはなぜかちっちゃい。
→ ビートルズ・バン(笑)
楽しいペインティングが施された車を
あちこちで見かけます。
オージーのセンスは、
街に降り注ぐ太陽の光のように明るい。

↑ 測り売りの肉やお魚。
毒々しい色のハムやソーセージも、
こうして見ると、美味しそう。



CAIRNS INDEXHOMENEXT