C a i  r n s
☆ D i n i n g ☆




オージー・ビーフや新鮮なシーフードはもちろん、本格的なイタリアンや中華と、各国料理が堪能できるケアンズ。情報も豊富なので、短い滞在で味わい尽くすのは困難。
では、何を基準に選ぼうか。
私の経験から、リゾート地でのレストランの賢い選び方は、

 @長期滞在の外国人ゲストが多い店 
 A地元のタクシー・ドライバーやガイドさんに聞く 
 Bホテルに備え付けのパンフレットは日本語版でなく英語版をチェック


こんなところでしょうか。
今回は失敗もあったけれど、まずまずおいしい選択ができたと思います。参考になれば幸いです。


ロウ・プロウン・カフェ
夜はシーフードでわりと評判のお店。
ブレックファスト・スペシャルは(写真手前)はオレンジジュースかコーヒー、紅茶付でA$10。
このスペシャルなスクランブルド・エッグ、何と表現していいものやら・・・・・・。
とにかく片っ端から材料をフライパンに放り込んでかき混ぜた、という感じ。トーストは耳が黒いです・・・。技もなければセンスもない。
奥はオムレツ・・・なんだけれど、ひっくり返すタイミングを間違えたお好み焼きにしか見えない。
味は見かけほどひどくはないけれど、どちらもプロの仕事じゃないですね。
ちなみに、アイス・コーヒーは激甘。

Esplanede フォーシーズンズホテル1F


コースト・ロースト・コーヒー
コーヒー専門店だけあって、ここのアイス・コーヒーは甘さ控えめでおいしい。
サンドウィッチ類の軽食もあり、写真はハム、チーズ、トマトのベーグル。 マスタードが欲しいなあ、と思ったけれど、塩気が効いているので、このままでもいけました。
コーヒーとサンドウィッチだけでA$10は越えてしまうので、がっつり食べたい人は↑のようなお店の方がよいかも。 女性同士なら半分ずつでも十分かと思います。

 Esplanede & Shields St.の角


ペロッタズ・アット・ザ・キャラリー・レストラン&バー
到着日、半日観光を終えてなお、チェック・インまで時間があったので、外でランチを。機内食を12時間前に食べたきりで、とにかくお腹が減っていたので、深く考えずに入ったお店なれど、大正解!
ペスカトーレは魚介類の出汁がしっかり効いて、ほんのりとレモンの香りがする。
サンドウィッチはかりかりに揚げたチキンコールスロー。どちらの味もかなりお上品。
シーザース・サラダはたっぷりのベーコンとクルトン、それにポーチド・エッグまでのっている。ヴォリュームはあったけれど、美味しいのでほとんど食べつくしてしまった。
お値段はそれなりにするけれど、オープン・カフェの店内は雰囲気もよく、なにより、日本人がいないのが素晴らしい。

 Abbott St. アート・ギャラリー1F


ラトル&ハム
以前、亭主と来た時にふらっと立ち寄ったお店。 雰囲気もかまど焼きのピザも最高だったので、再訪。
モッツァレラとペパロニ、トマトのピザ(だったと思う・・・)。 味はもちろん、本格派。少し残ったので、持って帰り、翌朝の朝食に食べたのだけれど、 冷めてもおいしかった!
ピザ以外にもパスタやフリッター等、メニューは充実していているので、飲みながら軽く食べたい人にも、 しっかり食事したい人にもよいでしょう。
キャッシュ・オン・デリバリーなので、明朗会計。 ただし、かなり賑やかなので、若い人向けかも。



67 Esplanede


カーニーズ
疑惑のマッドクラブ


皿の3/4が付け合せ・・・
カラマリ(イカ)のフリッター
本当はここに入るつもりはなく、お目当てのレストランが見つからず、疲れたのでほいほいと席についてしまった。
冷凍という噂が気になったけれど、店の前の水槽にはカニさんが元気に泳いでいるので、こればかりは大丈夫だろうと、注文。
調理現場を見たわけではないので、何とも言えないんだけれど、「?」と思ったことを書きます。これは私だけでなく、プロの調理人だった母の意見と一致したもの。

1.この大きさの蟹を『蒸す』のであれば、ゆうに30分はかかる
  はずなのに10分足らずで出てきた。
2.蒸したわりには、甲羅も脚も乾いている。
3.蒸気の熱というのはうっかりするとひどい火傷を負うほど
  強いものであるにもかかわらず、湯気も立っておらず、
  手で掴める。冷めるのもあっという間だった。
4.何といっても、蟹味噌がない。


しつこく言うけれど、あくまでも、変だな、と思ったことを述べただけです。

ただ、もしこの店に超高速蒸し器というものがあったとしても、食材の味は落ちるはず。美味しいものを食べるなら、やっぱりじっくり時間をかけねばいかん、ということです。


  59 Esplanede


バーナクル・ビルズ
新しいお店を発掘するのもよいけれど、↑の店で懲りたので、まともな店でまともなシーフードを食べたい! ということで、巷の評判を信じてこのお店。
ロブスターがきちんと適切な時間を経て蒸しあがるまで、ビールのおつまみにバグ(セミエビ)生牡蠣を。
数年前の忘年会であたって以来、久しぶりの生牡蠣は新鮮でおいしさ再確認! 以前と同じように、レモンを絞っただけで食べる。
バグは昔、伊豆でもたくさん獲れたそうで、地元では『うちわ蟹』、通称『ひっぱたき』と呼ばれていたらしい。
ロブスターのソースはガーリック・バターだったけれど、お醤油をもらった。 たまり醤油系で、ちょっとくどい。


Esplanede フォーシーズンズホテル1F







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