■ 猫の街・クチン〜本当にあったボルネオ・ホテル ■

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- 水の都・クチン -


ダマイでの消化不良な休暇を過ごした後は、クチンへ移動しました。
ご存知、「猫の街」です。街のあらゆる所に猫像がありまして、探さずとも猫の姿が目に入ってきます。
街中はダマイと違って、かなり蒸し暑く、日本の夏に似ています。けれども、悠々と流れるサラワク川が目にも涼しく、川沿いに作られた遊歩道、ウォーター・フロントは、緑に囲まれ、気持ちの良い散歩コースです。


 君たちに会いに来たんだよ。
 クチンの猫像。
 想像していたよりおっきい。

夜になると川沿いの店や建物に明り灯り、ホテルの部屋から見た夜景の美しさときたら、たまりません。
いてもたってもいられず、夜の町へ繰り出しました。


ウォーター・フロント。
木陰の散歩コースが快適。
こちらは夜。お店が出て、まるで縁日のよう。


- 最後の夜に、乾杯 -

ウォーター・フロント、かなりいい感じなんだけど、お酒売ってる出店が少ないんです。右上の写真のテーブルで1杯いきたかったんですけどね、モスリムの方々が経営しているのがほとんどで、誰もお酒飲んでない。聞いてみようかと思ったけど、なんか怒られそうだから、やめておきました。で、ちょっと奥まった場所にあるんだけど、ビール飲んでる欧米人の方々がいたので、オープン・テラスのお店に入ってみる。yahua(やや)さんという親日家の方とお友達になりました。

 ややさんと。
 写真送ってくれって、住所渡された。
 なのに・・・。メモが、ない。
 なくした??

ややさんと別れ、一度ホテルへ戻ります。最後の夜だものね、もう1件行こー! とういことで、またまたホテルのコンシェルジェで訊ね、「よさげなバー」を紹介してもらった。右下の写真。アイランド型のカウンター・バーで、バーテンダーは綺麗な女の子ばっか。オーナーだというおじさんがビールを奢ってくれた。


 
ヒルトン前にはバーがたくさん。
帰りの心配もなくて、いいよね。
  で、ヒルトン前酒場の坂のてっぺんにあるバー。
アメリカ西部を思わせる、ちょいと粋なバー。



- ほんとにあった、ボルネオ・ホテル -

マイのプールサイドではずーっと景山民夫さんの「ボルネオ・ホテル」読んでました。付記には「コタキナバル郊外の同名ホテルとは無関係云々・・・」とありますが、なんと、このクチンでも発見しました!
スチーム・ボートを食べに行く途中、タクシーの中から発見! 目的地に着いてから道を戻って、写真撮影。
きゃー、ほんとにあったよ! なんか、うれしい。この看板のお隣にもひとつ日本語で「ボルネオ・ホテル」とある。便乗したのか? このー、商売上手!


 これがボルネオ・ホテル。
 看板なければ病院のようにも
 見えますね。
 はっきり言って、かなりボロい。
 ほんとに何か出てきそうな雰囲気。



- おみやげ -

サラワクは胡椒が名産。我が家は辛いもの大好きなので、ペッパー類はかかせない。重いけど、黒白両方買ってしまう。ついでに胡椒キャンディ。どんな味かは食べてみてのお楽しみ♪ でも会社で配ってしまって、私は結局食べずじまい。食べたくなかったし。あとはMain Bazaarにてバティックを買いまくりました。サロンが1枚12RM〜25RM。これが買わずにいられますかっ!

 おまけ♪
 今回入手のバティック。
 次の旅のお供はどれにしようかな。


- 幻の朝飯 -

最後の朝は4:30のモーニング・コールとともに始まる。朝食はルーム・サービスで5:00。待てど暮らせど飯はこない。文句言ってもってきてもらったところで、5:30のピックアップまでには食べ終わりそうにない、ということで、そのままチェック・アウト。迎えに来たガイドさんに聞いてもらうと、あのドアにかけておくやつ、ほれ、卵は目玉焼きだとかオムレツだとか、チェックするメニューカード(っていうんだろうか)、あれがなかったからだって。聞いてねーよ、そんなの。
でもクチン⇒クアラルンプール間のほんの1時間弱のフライトの間にしっかり朝食が出た。やっぱり国際線扱いなのね。オムレツはあったかい卵豆腐といった感じで、おいしくない。出るだけいいか。

こんな風にして、とんでもない旅は終わりました。ダマイへは行くことないだろうけど、クチンはかなり気に入ったので、いつかまた猫像に会える日がくるでしょう。

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