Pulau Mataking, MALAYSIA
 Reef Dive Resort - Dining  & Activities -




水の中にばかりいると、身体がふやけてしまいそう。
とはいえ、やはりここはダイビング・リゾート。 マリン・スポーツ以外のアクティビティで、そそられたものといえば、バティック・ペインティングくらい。
前から興味があったので、2日目の午後、早々にダイビングをギブ・アップして、やってみることにした。
小さめの布は30RM、大きい方が45RM。
好きな絵柄を一枚づつ選んで、いざ、挑戦です。



貼り付け作業中。
まずは木で出来た枠に布を貼り付けるところから始める。
色付けはあらかじめ蝋で線が描かれているので、
塗り絵のようなもの。
染料の粉をプラスチックのコップに入れ、
水で溶いて使う。
色は青・赤・黄・緑・黒のみで、
中間色は自分でミックスして作る。
水の量を増やせば色も薄まる(まあ当然だけれど)。
白がないので、例えばピンクが欲しかったら、
赤の粉を思い切り薄めればよい。
一枚だけにしておけばよかったー、と後悔しつつ、2枚完成。
天日干しをして、あとの処理はスタッフにおまかせ。
チェックアウトの時に出来上がったものを渡されます。



私は大柄な模様を選んだからよかったけれど、
椰子の木や家が描かれたものは線が細いので、
大変そうでした。

というわけで、私の2作品。


夕食の最中、ギターを持ったスタッフがテーブルにやってきた。
日本の歌をしばらく披露してくれた後、リクエストを聞く。
音楽にはちょっとうるさい私たち。
趣味もロックン・ロールからヘビメタからレゲエと様々。
皆それぞれが口にするマニアックな曲名に、
困った彼は歌本を持ってきて、この中から選べという。
結局、ボブ・マーリィやらイーグルス、プレスリー等、
数曲一緒に合唱。
そろそろ疲れて部屋に戻ろうかと席を立ちかけると、
「あとでバンブー・ダンスをやるんだよ」
少しして、レストランから賑やかな掛け声が聞こえてきた。
ゲストが少ない夜だったので、スタッフも一緒になって遊ぶ。
アクティビティは少ないながら、こんな風にお金をかけず、
誰でも楽しめる工夫が、
このリゾートの一番の魅力なのではないかと思います。

友人をけしかけた・・・爆)


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リゾートの食事は野菜不足になりがちだけれど、
ここなら安心!
さて、お待ちかねのご飯のお話。

マタキン島の滞在で一番楽しみだったのが食事。
実は調理師免許なんぞを持っている私が保証するけれど、
リーフ・ダイブ・リゾートの食事は本当においしい
毎回、バッフェに並ぶ食材は栄養バランスといい、
味付けといい、文句なし。
肉、魚系は濃いめ野菜は薄味、と、
種類は少ないながら、ポイントをついている。
マグロのお刺身(ちゃんとつままでついているから驚き!)が
夕食に出た翌日のお昼。
たくさん残っていたマグロを使ったらしい魚料理が、
これまたおいしくて、おかわりをしてしまったほど。
野菜炒めの中には
「なんだろう、これ?」と
思うものが入っていたのだけれど、
その正体はブロッコリーの茎の部分。
高級リゾートであれば、賄い食にまわすか、
捨てられてしまうのだろう。
けれども、本土から運ばれてくる貴重な食材を、
決して無駄にしない。
いつもは忘れかけている食べ物への感謝の気持ちを、
毎回痛感してしまった。
私はこれこそが真のサーヴィスだと思う。
3食のバッフェ、いつもいつも、おいしく楽しくいただきました。

お皿は毎回、てんこ盛り 恥;)


驚いたのが調味料。
日本人にはうれしいお醤油やチューブのわさびまで用意されている。
ビネガーやオリーブオイルも揃っているので、
自分でミックスして好みのドレッシングを作ることもできるのだから、
たいしたものだと思う。
そして、レストランがオープンしている間はコーヒー
マンゴー・ジュース、そしてまで自由に飲むことが出来る。
空のペットボトルに詰めて、部屋に持って帰るのもOK。
真水もセンポルナから船で運んでくるのだそうで、
ここまでサーヴィスしてもらっていいのだろうかと、
恐縮してしまった。
だから、いくら飲み放題とはいえ、無駄にしないよう、心がけましょう。



 海風の気持ち良い、開放的なレストラン。

 調味料さまざま




歌う調理人(笑)


お寿司とカルボナーラ。
これが前菜。でも変な組み合わせ。
バッフェの他、たまに屋台にコックさんが立つ。
朝のオムレツだったり、ランチはパスタだったり、
夜はを焼いたり。
毎回、彼が準備しているところを覗き込み
「今日は何?」 と聞くと、笑顔で答えてくれる。
一番のヒットはラム肉のステーキ
私はジンギスカンは食べれるようになったけれど、
ステーキとなると自信がない。
でも、友人に一口貰って食べてみると・・・・・・
臭みが全くなく、やわらかくて、
しかもソースがとってもおいしい!
焼き立てをお皿に乗せてもらい、
大きなステーキをあっという間に食べてしまった。
同じくラムの苦手な友人が、なんと、おかわりをしている。
苦手な方もぜひ試してみて下さい。ほんとにおいしいから。

写真のお寿司はランチのバッフェにあったもの。
シャリは当然、アジアならではのパラパラライスだけれど、
さほど違和感はない。
けれど、ネタとの間だけでなく、
シャリの中にまでたっぷりとわさびが入っていて、
かなり辛い。教えてあげればよかった。

ところで、写真の彼も、
もちろん仕事は調理人だけではない。
もうひとつの顔は「シンガー」だそうで、
アクティビティのメニューに「KARAOKE CLASS」
なんてのが あったから(実際に開催されているのかは不明。
一体誰が南の島にきてまで カラオケ・レッスンを
受けるのだろう???)、ひょっとして、その講師なのかも。




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