SASHIMIのツマは千切りキャベツ

ンギロアの食事条件は朝・昼・夜すべてナシ。
最近、フルボードが多かったから、お店を選んで好きな物が食べられる♪・・・わけがなく、ここはハワイでもバリ島でもないので、レストランなんて片手で数えられる程度しかない。

カロリーメイトやマガザンで買ったヨーグルト、前日の残りのカスクートサンド等を食べ、昼はカップラーメンかカスクートサンド。

カスクートサンドは安くて美味しいと聞いていたけど、フランス領だけあってパンはなかなか美味い。でも日本のパン屋さんだって、今はかなりレベルが高いので、これよりおいしいパンはたくさんあるし、個人的にはもっとパリっとしたパンが好き。

でも、このカスクートサンド、具沢山で食べ甲斐あるし、冷蔵庫に一晩おいても、ちっとも固くならない。むしろしっとりしてさらに美味しくなる♪ 昼だけじゃなく夜も売ってくれりゃいいのに。あー、ちなみにタヒチの水道水は飲めますが、錆臭いです。ラーメンを食べるなら味噌系の濃い味の物を持っていった方が無難です。




て、初日の夜は疲れきっていたので外に出る体力もなく、ホテルのレストラン、テ・ライロアへ。

ライトアップされたプールが見渡せて、とても良い雰囲気です。
天井が高く、開放感があります。
夜の海風が心地良いです。
そして、高いです。


ールはヒナノ450CFPコロナ600CFP。マガザンの約2倍(>_<)
それでもやっぱり南の島はコロナから♪ 高いのはしょうがないけど・・・・・・ライム、なければせめてレモンをつけてくれよ!!
なんか、味気ない・・・・・・(ー"ー )
のレストランの料理はどれも量が多く、肉料理は固くて不味いと聞いていたので、無難にマグロの刺身&ライスサーモンのクリームパスタを注文。
マグロは、厚さは日本の刺身と変らないけど、すごく大きくて、手の平くらいある。
海の近くだからお刺身がおいしいと思うでしょう? でも別に美味しくない。不味くもないけど。

醤油と一緒に出された鉢にはソースとケチャップを混ぜたようなタレが入っていた。これで食べる人もいるんだなあ(気持ち悪い)。ちなみにツマはたっぷりのキャベツ。これが意外と悪くない。
付け合せのご飯は少なすぎる。白飯くらいケチケチしないで、もっと盛ってくれりゃいいのに。高いくせに。
鮭のパスタはフリッジ(ネジみたいなやつ)でした。これも味はまあまあなんだけど、フェトチーネを使った方が合うと思う。

どちらもお値段のわりには本当に本当に普通ですね。だからというわけじゃないけれど、ここで食べたのは一度きりでした。


闇夜のヒッチハイク

も経営しているレストランとなるとさらに絞られて、ヴァイマリオル・カイカイくらいしかない。
しかも、ル・カイカイはヴァカンス中の為、私たちの滞在中はずっとクローズ。まあしょうがない。こんな美しい場所に住んでいたって、休息は必要だ。
なので、必然的にヴァイマリオで食べることになった2日目の夜。
7時に頼んだピックアップは15分遅れでやってきた。
店に入ると、誰かが手を振っている・・・と思ったら、だいきちさんご夫妻でした。


失礼してお隣のテーブルに。
とりあえずヒナノとピザとスモークサーモンを注文して、足りなかったら追加しよ、ということにした。
スモークサーモンにはトーストしたパンが付いてきたんだけど、想像通り、あまり合わない。何のピザを頼んだか、すっかり忘れてしまったけれど、これはごく普通においしいです。これは万国共通、ハズレはないですね。
ピザはかなり大きかったので、これだけで結構満腹




いきちさんご夫婦が先に帰り、その後ビールを飲み干したらすっかり眠くなってしまった。
で、これは帰国してから調べてわかったことなんだけど、この店、迎えには来てくれるけど、送るのは全員食べ終わってからなんですってねー。知らなかった。

家族経営だから仕方ないけれど、まだまだ時間がかかりそう。
タクシーは無理だろうかと相談してみると、お店のおばちゃん、突然、別のテーブルの伝票を掴んで会計を始めた。苦情を言うお客さんと彼女の話に聞き耳を立ててみると、ジャポネ、タクシーという言葉が聞こえてくる。
ここからは想像・・・・・・。

「なんで? まだいいだろ?」

「あそこの日本人が早く帰りたいって言ってんのよ」

「だったら、タクシーを呼べばいいじゃないか」

「この時間じゃ、呼んだって来やしないわよ」

あくまでも想像なんだけど、本当だったら他のゲストに悪いし、そこまでして送ってもらおうとは思わない(-゛-メ)
もういいや、歩いて帰ろう、と亭主が言うので、覚悟を決めて外に出る。

けれど、そこには・・・・・・。
果てしない闇が広がっていた。

本当に本当に、真ーーーーーっ暗!!!Σ( ̄口 ̄;;

一本道とはいえ、電灯ひとつない暗闇を1時間も歩けますか。
すごすご引き下がってレストランへ戻ろうとした時、キアオラ方面へ向かってやってくる車のライトが見えた。
ナイス・タイミング! いっちょヒッチハイク、やってみるか!
2人で手を振ると、すぐに車は止まってくれた。中にはにこやかに微笑むタヒチアンのご夫婦

「すみません、キアオラまで乗せていってもらえませんか?」

「あー、いいよ。乗って」

と、快く私たちを受け容れてくれました。

「アリガト」「コンバンハ」といった日本語も少し話せるお二人。後部座席にはビニールに包まれたシーツが積まれていたので、やはり観光業に携わっているのでしょう。 そして、あっという間にキアオラに着いた。あ〜、助かった〜〜。°(ToT)°。
何かお礼をしたいけれど、突然のことだったので何も持っていない。スモーカーだそうなので、亭主のセブンスターを差し出すと、
「いや、気にしなくていいよ」
と、頑なに断る。
「日本のロングセラーの煙草だから、是非、吸ってみて!」
と言うと、ようやく受け取ってくれた。
あの時のご夫婦には本当に感謝・大感謝(。>_< 。)

タヒチアンの優しい人柄に触れることのできたハプニングでした。

もう懲りたので、最後の夜は日本から持ってきたカップラーメン( ̄ー ̄;∂
なんだか、むなしい・・・・・・。



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