Weekend Kitchen
・・+・・+ Dec. 2003 +・・+・・



 
 12月23日(火)

   

 今年も旅行中の留守番は主人の弟にお願いすることにした。盗まれて困るような財産はないけれど、
 他人になつかない我が家の猫たちの世話は、慣れた人がいい。
 一人暮らしで、乏しい食生活をしている彼が来る時は、必ず栄養満点の食事をたっぷり用意しておくのだけれど、
 今回は仕事が忙しく、今日も夜勤なので、出勤前にちょこっと寄ってくれるという。
 ただ鍵を取りにくるだけで、わざわざ申し訳ないので、夜食用にと、お稲荷さんのお弁当を作ってみた。
 これなら油揚げと米さえあればできるけど、問題はおかず。旅行前なので余分なものは買っていない。冷蔵庫の食材も淋しい。
 卵焼きと、お酒のおつまみ用のチキン・ウィングくらい。なんともしょぼいな。
 いつもならすし酢は手作りするけれど、今年の春、ハワイで買った『すしのこ』が余っていたので、これを使う。
 “だま”になってなきゃいいけど・・・・・・汗;)
 
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 高校時代からの付き合いの友人から、結婚を知らせる葉書が!
 しばらく故郷に戻って働いていたけれど、また東京に戻ってきたとのこと。見ると住所は会社のすぐ近く!
 年内は無理そうだけど、今度、一緒にお昼を食べようということで、気の早い私は、お祝いのプレゼントを探した。
 下北沢雑貨屋さんめぐり。新婚さん用にペアのランチョンマットキッチン・タイマー
 人それぞれ好みがあるので、一点物は避け、こまごまとしたものを色々。
 卵が大好きな彼女には、昔、誕生日にエッグスタンドをプレゼントしておおいに喜ばれたので、エッグ・メーカーも。
 これは卵を茹でる時、一緒に鍋に入れれば、半熟、固茹でと出来上がり具合によって、色が変わって教えてくれるというすぐれ物! 
 私も欲しいな、これ。
 バラバラのお店で買ったから、自分でラッピング。
 100均ショップでかわいい箱を見つけて買ったはいいけれど、ちょっと小さかったかも・・・・・・。


 白鳥さんの計量カップもかわいいでしょ? 


 
 12月21日(日)

   

 マンションの1Fにテナントとして入っていたコンビニエンス・ストアが移転して久しい。
 お酒も買えたので、重宝していたのに・・・・・・。
 代わって開店したのはパン屋さん。
 こんな住宅街で、しかも駐車場もないというのに大丈夫かいな、と危惧していたら、まさかの(失礼!)大繁盛
 併設されたカフェはいつも近所の奥様方や若者で賑わっている。
 共有スペースでたまにすれ違う従業員は皆若く、きちんと挨拶をしてくれるので、とても清々しい。おまけにパンもかなりおいしい。
 先日、一周年記念だからと、マンション各戸にパンが配られた。
 ドイツのクリスマスのパン、シュートレンだ。
 中はドライフルーツがたっぷりで、サクッっとクッキーのような食感。粉砂糖を一面にまぶしてあるわりには、しつこい甘さはない。
 おいしいパン屋さんが側にあるというのは素敵なことだ。
 それでも、飲ん兵衛夫婦の私たちには、お酒が買えるコンビニの方がありがたいのだけど(sorry!)。
 


 
 12月20日(土)

   写ってないけど、もちろん薬味は紅しょうが(*^0^*)

 昔、どうにもカレーが食べたくて我慢できなくなり、アパート近くのカレー専門店に駆け込んだことがある。
 ほうれん草のカレーを頼むとうれしいことにご飯はサフラン・ライス
 炒めたほうれん草の上にはゆで卵。かなり量はあったけれど、こくのあるカレーソースがおいしすぎて、
 ぺろりとたいらげてしまった。
 カレーというものは、胃の許容量よりも、ついつい多く食べてしまうものだ。
 そして、どういうわけか、突如として食べたくなるものでもある。
 今日も大掃除の続きをしているうちに、カレーのことが頭から離れなくなった。
 冷凍庫に眠っていたカレーを解凍し、あの店で食べたほうれん草のカレーを再現してみる。
 具が大きくてフォトジェニックじゃないけれど、要は味。激辛のカレーも卵とほうれん草のおかげでまろやかになった。
 そして、またまた許容量を超えた大盛りを食べきってしまった。
 あの店は、もうない。近くにチェーン店の安いカレーショップができて間もなく、閉店してしまった。
 ここは学生さんが多い街。食べ盛りの若者には味よりもお値段と量が大きなポイントを占めるのであろう。
 おかげさまで、大人のカレーを食べる機会があまりない。
 まあ、好きで住んでる街なんだから、仕方ないんだけれど。

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 いつだったか、料理の本で読んだのだけれど、カレーとヨーグルトは相性がよい。
 スパイスの刺激でびっくりしたお腹を、ビフィズス菌がやさしく労わってくれる・・・だったかな?
 ヒデさんのアロエ粉末が乏しくなってきたので、今日は甘く煮たリンゴで。先日(↓)届いたリンゴちゃんです。


 カレーの後に最適! 



 
 12月14日(日)

 

 一時期、天津丼にはまったことがあった。
 大衆食堂、中華レストラン、はてには出前と、とにかく、年がら年中食べていたものだ。
 ひとり暮らしを始めたばかりで、ろくに料理もできなかった頃のこと。
 それほど好きだったものなのに、考えてみると一度も自分で作ったことはない。
 平べったいオムレツを焼いて、甘酢あんを作ればいいだけのこと。
 久しぶりに食べたくなった。先日のカニさんの足が少しだけ残っていたので、初挑戦。
 カニの身の他にはネギくらいしか具になりそうなものがない。
 とろりと半熟のカニ玉を作るつもりが、ご飯をレンジで温めたり、あんを作ったりしているうちに、
 火が通り過ぎてしまった。
 我が家では丼物には欠かせない紅しょうがをたっぷり添えて、豆腐と野沢菜のおすましと一緒に。
 食べ終わったら、今日は大掃除。亭主が仕事なので一人で奮闘することとなる。
 今でこそ、料理は得意になったけれど、あの頃と変わらず、掃除だけは大の苦手だ。

 




 
 12月13日(土)

 

 「うわー、身体に悪そうっ」
 ってなくらい真っ黒けのそばつゆが私は大好き。
 そんじょそこらの蕎麦屋では満足できないので、よく家でも作っている。
 今日のお昼は、うどん
 たっぷりのわかめねぎ、そしては白身に少し火が通ったくらいがいい。
 ちょっと濃すぎたかなー、と思いつつ、おつゆも全部飲み干してしまった。
 おかげで、動くのが億劫になるほどお腹いっぱい。
 しかしながら、そうも言っていられないのが働く主婦の休日。
 洗濯物を干して、買い物にも行かなければ。
 ところで、蕎麦類には欠かせない七味唐辛子。商店街のお祭りで、屋台が出ていたので作ってもらった。
 辛党の私たち夫婦はもちろん、
 「おじさん、激辛でね!」

 


 
 12月7日(日)

 

 カニに大満足した翌日は、これまた主人の親戚筋からリンゴが!
 私はあまりフルーツを食べない。
 嫌いなわけではないのだけれど、買ってまで食べたいとは思わない。
 100%果汁のジュースは好んで飲むけれど・・・・・・。
 主人の朝食用にと、夜のうちに剥いてみると、あらびっくり。
 何本ものの筋。
 んんー、これは美味しそう!!
 皮を剥いてシャリシャリ。いけるっ! また剥いてはシャリシャリ。結局、1個食べてしまった。
 ずっと昔のことだけれど、ダイエット中、やたらリンゴを食べていた。お腹にたまるし、脂肪が燃焼しやすい。
 病気の方のお見舞いといえばリンゴが真っ先に浮かぶけれど、これは身体を温めてくれる作用があるからなのですよ。知ってました?

 


 
 12月6日(土)

   ようこそ、我が家へ。

 この時期になると、数少ないながら、お歳暮代わりのおいしい贈り物が届く。
 まず、第一弾目は、主人の祖父母からの毛蟹。やったーー!
 主人は面倒くさがってあまり好んで食べないのだけれど、
 私の好物であることを知ってからは、毎年、送ってくれる。多謝。
 さっそく常温で解凍。
 猫に気づかれないよう、なんと、お風呂場で・・・・・・。
 味噌のいっぱい詰まったカニさん。なんてなんて、おいしいのでしょう。
 あっという間に二ハイ完食。
 次に食べられるのは、いつなのかなあ。


 いっただきまーす(*^0^*) 

 




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