Weekend Kitchen
・・+・・+ Jan., 2004 +・・+・・



 
 1月25日(日)

 

 ナポリタンの次にミートソースが好き。
 けれど、外で食べることはめったにない。
 なぜなら私の大好きなミートソースは、母の手作りのものに限定されているからだ。
 同じ材料で、同じように作っても、決して同じ味にはならない。
 家族はもちろん、亭主も母の作るミートソースが大好きだ。
 先週、遊びに来た母が、風邪で食欲のない亭主を気遣い、鍋一杯にミートソースを作ってくれた。
 変わらぬ味。決して追いつけないおふくろの味
 おふくろの味にはお行儀なんて無縁。
 おっきな口を開けて、口のまわりを真っ赤にしながら、ズルズルと音たてて食べちゃおう。
 
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 タバスコが残り少なくなってきたので、いつも行く輸入食品店を覗いてみたら、世界で最も辛い! と銘打った一品を発見。
 カリブ海に浮かぶベリーズという国のもので品名は「マリーシャープス」
 世界一辛い「ハバネロ」という唐辛子から作られた香辛料。
 あー、あけるのが楽しみ!


  ← 見るからに辛そうっ!!



 
 1月24日(土)

   

 北海道の友人からタラバ蟹が送られてきました。イヤッホー----!
 
   猫に気づかれた・・・汗;) 
 
 今日は亭主も休みなので、朝から解凍。2人では食べきれないだろうと、年末旅行のお留守番のお礼を兼ねて、義弟を呼んだ。
 彼はうちのルー(猫)なみに飢えているので、料理も作りがいがある。
 若い人にはやぱりお肉ということで、豚肉の紅茶煮。これはお客様に出すと必ず、「すっごーい!」と賞賛されるけれど、
 鍋で沸かした紅茶に豚肉のブロックを放り込んでおけばできる、手抜き料理。
 あとは作りおきのお惣菜やありあわせで何品か用意。
 スパゲティ・サラダほうれん草の胡麻和え厚揚げと鶏肉の煮物生野菜
 そして、残ったら持って帰れるようにお稲荷さん炊き込み御飯

    ←豚肉の紅茶煮。 ↓お惣菜いろいろ。 
 
    

     そしてメインのカニさん! わーいっ!! 

 宴もたけなわ。猫たちのご飯タイムとなったわけだけれど、どういうわけか食欲がなさそうで、2匹ともほとんど残してしまった。
 いつもはがっつくのに、一体どうしたことか。身体の調子が悪いんだろうか。
 ひょっとして、また私たち夫婦が出かけてしまうと思ったのだろうか。義弟=お留守番という図式が、猫たちの中で出来上がって
 いるのかもしれない。
 かわいい奴らようのう。と勝手に解釈してにんまりしている週末でした。
 


 
 1月17日(土)

 寒い日が続いている。とうとう朝から雪なんぞがちらつき始め、冬真っ盛りである。
 何度も言うけれど、冬が大嫌いな私。久しぶりにお客様を招くので、景気付けに南国らしさいっぱいの料理を作ってみることにした。
 そう、今夜だけ『南国cocking!』復活! てなわけである。メニューは次のとおり。

 ◇ モルディブ・カレー ◇
 去年、モルディブで買ったカレー粉でシュリンプ・カレー。さらさらのスープ仕立てにしました。
 ◇ サフランライス ◇
 やはりモルディブで買ったインディカ米。バリで手に入れたサフランを入れ、水を少なめに炊いてみると、
 理想的なパラパラのご飯になりましたー!
 ◇ ズッキーニとドライトマトのオリーブオイル炒め ◇
 これはモルディブ(ボリフシ)のバッフェに必ずあった一品。サラダ代わりに。
 ◇ サバの揚げ焼きバリニーズ・ソース ◇
 ターメリックをまぶした一口大のサバを揚げ焼きに。ソースはサテー・ソースにサンバル、しょうゆ、おろししょうがを加えたもの。
 ◇ 骨付きチキンのケチャップマニス煮 ◇
 ケチャップマニスはインドネシア料理に使われる甘くてどろっとしたおしょうゆのようなもの。
 鶏をビールで蒸した後、からめるようにひと煮立ち。
 ◇ クァイ・テオ ◇
 マレーシアでよく食べるお米の麺。たくさんの野菜と魚介類と一緒に炒める。要は柔らかめの焼きそば。
 にんにく・ねぎ・青唐辛子を一晩漬けたおしょうゆで味付けしてみました。



 
 
 
 
 お皿はロンボクで買ったもので、今日が初登場!
 ついでに言うと、これらのメニュー、すべて初めて作るもの。
 現地で食べた味を思い出しながらの試行錯誤。それにしてはなかなかの出来栄えで、満足!
 ワイワイと雑談しながら飲むビールは真冬でもおいしい。
 準備が大変でも、シンクにてんこ盛りの食器が残されても、ホームパーティはやめられない。
 ところで、先日食器棚の整理をしていたら、前々回のバリで買ったお箸が出てきた。存在をすっかり忘れていたのである。
 てっぺん(というのだろうか?)に猫、うさぎ、鳥やきりんの彫り物がついたかわいいお箸。
 今日は南国メニューなので、2年の時を経て、初めて食卓にのせることとなった。というわけでこちらもテーブル・デヴュー!
 今年初めてのお客様に、初めてづくしのおもてなし。満足して帰られたので、めでたし、めでたし。


 アニマルお箸→ 

  ハワイで買ったナプキンと一緒にまとめてみました。カレー用に中にはスプーンを。


 
 1月12日(月)

 

 珍しいことに、朝から頭痛。
 薬を飲んで、昼近くまで布団の中でうだうだしていたら、治るにつれて腹が減ってきた。
 うーん、なんて健康的!
 のそのそと起き上がって顔を洗い、冷蔵庫を開ける。亭主が昨日食べなかったハンバーグを温めようと思ったけれど、
 とんこつラーメンのパックを目にしたら、無性に食べたくなった。
 具は乏しい。紅しょうが茹で卵海苔そしてねぎくらいしかない。
 麺は固めに茹でる。汁は濃厚で、お値段の割には美味。でもやっぱり高菜が欲しいな。
 昔から贔屓にしている近所のとんこつラーメン屋さんがあれよあれよという間に人気店となり、
 今じゃちょっと名の知れた『行列のできる店』になってしまった。
 誇らしくもあり、淋しくもある。何十分も並んでまで食べる体力はなかなか沸いてこないので、
 最近はよくこんな風に、家で本格ラーメンを実施している。
 あー、大変。紅しょうがが残り少なくなってきた。忘れずに買わなくちゃ。




 
 1月11日(日)

 

 慣れないことはするもんじゃない。
 いつもなら冷凍ごはんをチンして作るのだけれど、今日はお米からリゾットを炊いてみた。
 バリで買ったサフランターメリックを入れてコトコト。
 結構時間がかかるだろうとたかをくくって、しばらく放っておいたら、噴き出してしまった。
 ガス台がまっ黄色.鍋の底も焦げ付いてしまっている(涙)。
 あらら、失敗。と思ったら、焦げていたのは底の方だけで、リゾットは無事に出来上がっていた。
 昨夜のおつまみの残り、生ハムのサラダと一緒に。生ハムは近くのスーパーで売っている切り落とし。
 安くて量もあるし、ことのほか長持ちするので、見かけたらと買うことにしている。
 あとでお鍋、洗わなくちゃ。あーあ。
 
 


 
 1月3日(土)

 

 昨日(2日)の午後になってようやく今年初の買い出し。
 まだまだお正月価格だけれど、お雑煮くらいは作らないと。
 我が家のお雑煮はオーソドックスにカツオだしのおすまし。
 具は鶏肉しいたけかまぼこ小松菜
 最後に柚子の皮を散らす。
 お雑煮だけで十分なのだけれど、縁起をかついで出世魚の鰤を照り焼きで。
 毎年のことながら、お正月の食卓はなんともしょぼい。
 明日でお正月休みもおしまい。でもお雑煮の汁はまだたくさん残ってるので、せっせと食べなければ。
 
 


 
 1月2日(金)

 

 海外のスーパー・マーケットが大好き。
 見たこともない果物やお化けのように大きな野菜、毒々しい色のお菓子まで、見るだけで楽しい。
 アジアではもっぱら乾麺やスパイス類を買う。
 バリはもちろんサンバルナシゴレンの素
 日本で買うと馬鹿高いサフランはこれだけ入って(一番左)たったの100円ちょっと。
 さて、何を作ろう。考えるとわくわくする。
 旅の余韻は、こうしてまだまだ楽しめそう。
 あ、遅ればせながら、 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 





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