Weekend Kitchen
・・+・・+ Feb., 2004 +・・+・・



 
 2月22日(日)

 

 昨日いただいたプレゼントは猫の飾りがついたペアのマグカップ
 底に描かれた魚を覗き込むデザインで、すっごくかわいい!
 スープにも似合いそうだと思って、冷凍庫のコーン・ポタージュを解凍。
 昨夜の残りのチキン・サラダホットサンドも作ってみた。卵を焼いて挟んでみたら、ヴォリュームたっぷりで、満腹・満足。

  

 マグカップの他にも、やはり猫のモチーフがかわいらしい判子までいただきました!
 こちらは銀行の届け出印なんかにも使えてしまう本格派のもの。この場を借りて、ありがとう〜。多謝!!
 マグカップのにゃんこを割らないように、気をつけて洗わなくては・・・。
 猫といえば今日は2月22日。猫の日ではないですか!! 素敵なプレゼントに浮かれて忘れるとこだった。
 猫たちへのプレゼントはやっぱりマタタビかな。




 
 2月21日(土)

 気づけばもうすぐ誕生日
 友人が旅先でプレゼントを買ったので、家まで届けてくれるという。
 ならばこちらもはりきっておもてなし。リクエストを聞くと、豚の角煮を食べたいという。
 前日から仕込み。そして当日は昼前からキッチンに立つ。豚バラのブロック肉は脂身がゼラチンに変わるまで、
 じっくりゆっくり煮込んでゆく。
 その間、他の料理をちょこちょこ。
 今日のメニューは以下の通り。

 ◇ 豚の角煮 ◇
 煮込みすぎて、ちょっとしょっぱくなっちゃった(汗;)。卵をたくさんとのことで、なんと、7個分。もう少し柔らかめに茹でればよかった。
 ◇ 五目寿司 ◇
 魚のそぼろを作ろうかと思ったけれど、面倒なので市販の鮭フレーク(手抜き御免)。具が大きすぎたっ。
 ◇ 三つ葉と小柱のごま酢味噌和え ◇
 いつもの八百屋さんで、かごいっぱいの三つ葉がたった50円で売っていたので、急遽加わった一品。
 ◇ 照り焼きチキンサラダ ◇
 鶏を焼いたタレを使ってドレッシングを作ります。セロリを買い忘れたのでたまねぎで代用。
 ◇ 揚げ物・名無しさん ◇
 お好み焼きの粉に卵と入れ、そばつゆで溶いたものの中に、残り野菜を色々放り込み、スプーンですくってじっくり揚げる。
 思いつきで作ったわりには好評でしたー。

   ← リクエストの豚角煮(^o_o^)。卵もいっぱい。

  

 プレゼントの他にシャンパンまでいただき、同じく2月生まれの友人も遅れてやってきて、揃ってカンパーイ!!
 誕生日を迎えてうれしい歳ではなくなってしまったけれど、こうして祝ってもらえると、つくづく幸せだと思う。
 どんな高価な贈り物よりも、友人たちのお祝いの言葉に勝るものはない。
 楽しい食卓についつい箸が伸び、おみやげで貰ったデザートは食べれずじまい。
 毎年こんな誕生日を迎えられるのならば、歳をとるのもまんざら悪いことじゃないかな。
 
  ← 意外とうけた揚げ物。具を変えて、また作ろ!



 
 2月15日(日)

 

 えらい騒ぎでしたねー。牛丼
 スーパーにはまだ牛肉が並んでいるわけだし、特別な技を要する料理でもあるまい。
 うちで作ればいいじゃん、と私は冷めた目でこの騒動のニュースを見ていた。
 けれども、包丁なんぞ握ったことのない一人暮らしの若者にとっては、
 安くてヴォリュームのある、心強い栄養源だったのに違いない。
 お昼休みに食べ損ねてしまったという亭主のために、作ってみた。
 牛肉とたまねぎをコトコトコト。甘辛いタレで煮る。
 丁寧に灰汁をすくうのが、おいしい牛丼のコツ。
 おかげさまで亭主にも合格点をもらった。
 面倒な方はすき焼きのタレを使ってみてもいいと思う。
 そんなにしょげていないで、おうちでおいしい牛丼、食べよ!!




 
 2月14日(土)

 今日はバレンタイン
 とはいえ、亭主は甘いものを食べないので(私もだ)、今年のプレゼントはシャンパン
 猫のキャラクターでおなじみ、ドイツの白ワイン『ツェラー・シュバルツカッツ』
 そりゃかわいいけれど、いかんせん、甘すぎて、もっぱら贈り物として買っていたのだが、
 今回、シャンパン版を見つけたので、試してみることにした。
 亭主へのプレゼントではあるけれど、ビール、ラムに続いて私はシャンパンが大好き。
 亭主よりも飲むのは必須。
 なので、夜は亭主の好きなロール・キャベツを作ってあげることにした。
 面倒なので、普段はあれこれ理由をつけて避けていた一品。
 久しぶりに作ったらおいしくて、鍋いっぱいあったのを、食べ尽くしてしまった。よって、写真なし。
 ところで、ロール・キャベツといえば、私はトマト・ベースが当り前と思っていたのだけれど、
 亭主はコンソメ味のものしか知らなかった。
 最初は驚いた亭主も、今ではトマト味のロール・キャベツが大好き。
 もう、コンソメ味は思い出せないと言う。
 
 


 
 2月8日(日)

 先日、ここ最近TVでよくみかける『ラーメン評論家』なる若僧が、
 「今、ここが一番!」
 と称するラーメン屋へ行ってきた。ご近所である。
 並ぶのは覚悟したけれど、店の前の道路が北に面しているので陽あたらず、寒いことこの上ない。
 つま先に感覚がなくなり始めた頃、ようやく入店。二人ともつけ麺を頼む。
 で、どうだったかというと、もう一度並んでまで食べたくはない。同じつけ麺でも、もっとおいしい所をちゃんと知っている。
 ここも、まあまあ美味しいとは思うけれど、スープがぬるすぎるのだ。あったまるつもりが、さらに身体が冷えてしまった。
 
 まあ、そんなお店のことはいいとして、先日食べたカニさんの足が一本だけ残ったので、
 カニ飯を炊いた。
 炊き上がるにつれ、香ばしい匂いがキッチンに満ちていく。
 猫たちも匂いを嗅ぎ付け、うろうろ。
 鍋の残りのスープで味噌汁を作り、さばのみりん干しを焼く。猫たちの攻撃を避けながら、炬燵でお昼。
 冬はやっぱり、自宅で食卓を囲むのが一番いい。
 
 


 
 2月7日(土)

 

 失敗、失敗。
 オムレツ、失敗!
 写真を載せるのもおこがましい。こんなことでは母親の作るオムレツにはとうてい追いつけない。
 考えてみれば民宿を経営していた頃は、お客さんの朝食のために、一度に20個は焼いていたプロにかなうはずがない。
 たとえばあなたの回りで、「私、料理は得意よ!」と仰る方がいたらならば、
 かつ、本当かどうか、疑わしい人物であれば、オムレツを作らせてみるといい。
 きれいに衣の花の裂いたさくさくの天ぷらと同様、表面は皺ひとつなく、中身半熟トロトロのオムレツを作るのは、
 本当に難しいのだ。
 コツこつとしては、あまり卵を混ぜすぎないことフライパンを十分に暖めておくこと
 そして何より数をこなすことである。
 しかし私もしょちゅう作っているつもりだけれど、10個に1個くらいしか、きれいなオムレツは作れない。
 そして、今日も写真のような、でこぼこオムレツが出来上がった。まだまだ修行が足りないな。




 
 2月1日(日)

 

 ええー、またラーメン?! と言わないで。
 好きなものは好きなのだ。
 しかれども、ラーメンを食べるためだけに電車を乗り継いで行列をなすほど、私はアクティブではない。
 そんなわけで、『名店の味』を自宅でお気楽に楽しむことにしている。
 近所のスーパーで有名店のラーメン・パックを見かけると、ついつい手が伸びてしまう。ますます出不精になりそうだ。
 今日のラーメンは、マニアじゃなくてもその名はきっと聞いたことがあるだろう、麺屋・武蔵
 1時間待ちは当たり前という超人気店のラーメンだ。

 

 本物を食べたことはないので、具は想像。確か煮卵がのっかってたような気がするので、前日から準備。
 豚肉の紅茶煮用のタレに一晩漬ける。ついでにチャーシューも煮る。ちょっとブタ臭くて、これは成功とはいいがたい。
 で、ラーメンの味はというと、スープがやけに甘ったるくて、脂がくどい。
 全体的にまあまあ、といった程度。
 そりゃ、本店と同じ味が自宅で食べれるなら、誰も何時間も並んだりはしないだろう。
 おいしいものを食べるのは、それなりに大変なのだ。そのうち頑張って並んでみようかな。

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 会社に出入りしている宅急便屋さんにのせられて、『長浜とんこつラーメン』というのを買ってみた。
 4食分で\1000。安くはない。これは、期待できるのでは?
 とドキドキ・わくわく作ってみたら・・・・・・。
 スーパーで買うノー・ブランドのとんこつラーメンと変わらぬ味
 結局、これが家庭で作るラーメンの限界なんだなあ、とつくづく思い知らされた。
 しばらくの間、お手軽ラーメンはやめておこうかな。と、言いつつ買っちゃうんだろうな。

    ← 煮卵は上手にできたぞっ!!



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