Weekend Kitchen
・・+・・+ June 2004 +・・+・・

６月２７日（日） 　 　札幌の祖父母からお中元！ 　私の大好きな毛蟹ちゃん！　きゃー、ありがとう！ 　さっそく解凍。 　今回初めて知ったのだけれど、カニさんを解凍する時には、 　甲羅の方を下にするのだそうだ。 　ある程度溶けたらさばいて、猫を追っ払いながら、しばし待つ。 　祖父母にはお礼に大好物のうどんを送ることにした。 　そんなわけで、これからカニさんをいただきまーす。 　楽しみっ。

６月２６日（土） 　ずっと行きたいと思っていた、大阪は堺にオープンした友人・アヤノちゃんのお店パンゲア。 　ようやくその機会が訪れた。 　倉庫を改造し、自分たちの力だけで作り上げた空間。 　リサイクルの椅子やテーブルは、形も色も違うのに、しっくりとこの場所になじんでいる。 　拾ってきたという扇風機がどうしても動かない。 　お勧めのタコライスとオーロラ・ホット・サンドを頂きながら、お互いの近況報告。 　ボリュームたっぷりのサンドウィッチを齧る度に具がはみ出し、ソースがポタポタと落ちる。 　素足のつま先に落ちたソースを看板犬カイカイが舐めるので、くすぐったさに笑うとまたポタリ。 　「こんなに苦戦して食べる人、初めて」 　とアヤノちゃんが苦笑しながらおしぼりをたくさん出してくれた。 　その後もおしゃべりを続けていたら、あっという間に2時間が過ぎていた。 　そろそろおいとまを、と腰を上げようとした頃、ようやく扇風機が動き出す。 　思っていた通り、そこは夢がいっぱい詰まった素敵な空間。 　再会を約束して店を出ると、私たちの姿が見えなくなるまで、カイカイと共に見送ってくれた。 　楽しい時間をありがとう。 　　 　オーロラ・ホット・サンドとタコライス→　　 　　←看板犬・櫂ちゃん。通称カイカイ。 　　 　手作りのテラスからはマリーナが見渡せる。アヤノちゃんのお店はこちら

６月２０日（日） 　 　いやはや、暑いのなんの。 　けれど、梅雨の晴れ間の割には湿気もなく、風が強く、心地よい。 　こんな日はやっぱりさっぱりとした麺類。 　つけ麺にきゅうり、海苔、紅しょうが。 　シンプルが一番。 　麺好きのルーは程よく眠りに落ちている。しめしめ。その間にこっそり、ズル〜。 　夏を感じさせるもののひとつに、この、麺をすする音、というのもありではないか。 　そんなわけで、これからの季節、ルーの攻撃を避けながらの麺類ランチが続きそうだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 　暑い、暑いと言いながら、スーパーへ買い出し。 　ヤングコーンが房(?)に納まったまま売っているのを初めて見た！ 　山育ちの亭主が馬鹿にするので、一袋買ってみる（特売でたったの50円！）。 　そして、枝豆。これも豆が枝についたまま（そのままやんけ･･･）。 　テーブルに新聞紙を敷き、ヤングコーンを剥く。 　枝から豆をもぎとり、両方ともさっと塩茹で。 　ザーツァイを乗せた中華風冷奴と卵焼きが今夜のおつまみ。 　さー、明日からまた禁酒の平日。 　おいしく食べて、程よく飲んで、一週間を乗り切ろう。 　　 　BEFORE→　　←AFTER

６月１９日（土） 　 　ホットドッグ用のパンが割引になっていたので、ソーセージと一緒に購入。 　きゃべつをばしばし刻み、切れ目を入れたソーセージと共に炒める。 　塩、コショウ、ウスター・ソースにケチャップをたくさん。 　なんてことない、ごく普通のホットドッグ。 　こだわりは、フレンチ・マスタードの代わりに、つーんと辛い和芥子を塗ること。 　アルミホイルで包んで、冷蔵庫へ。食べたい時にトースターで10分。 　これは、実は両親の行きつけだった喫茶店の味。 　我が家でもホットドッグというと、アルミホイルに包まれた、この熱々のホットドッグが常だった。 　実家では門外不出のソースというものがあり、とんかつはもちろん、ホットドックにもこれを使っていた。 　亭主と二人暮らしの今、秘伝のソースを作る機会もない。 　市販のソースを使ったためか、味も淡白。おいしいホットドッグを出すお店も去年、閉店してしまった。 　やっぱり、あのソースを復活させるしかないのかな。

６月１４日（月） 　 　今日は代休。ゆっくりしたいところだけれど、朝から排水管の清掃の立会い。 　その後病院へ行って、銀行まわり。そしてクリーニング屋さんと、 　ゆっくりしてもいられない。 　2時近くなってようやくお昼ご飯の用意。 　ミートソースが少しだけ残っていたので、チリ・パウダーを混ぜ、レタスとトマトを刻んでタコライスに。 　最後にこれでもか！　とばかりにパルメザン・チーズをふりかける。 　亭主はこれが嫌いらしい。冷たいサラダにご飯が混ざっているのが許せないという。 　その気持ちはわからないでもない。 　私が苦手な酢豚にパイナップルと、似たような原理だろう。 　そして、食べながら、やっぱりミートソースにはスパゲッティだなあと、しみじみ思った。 　これはこれでおいしいんだけれど。

６月５日（土） 　 　梅雨入り直前の暑い一日。 　我が家の夏の定番メニューが早々と食卓に。 　その名は冷し味噌汁ぶっかけご飯！ 　作り方は書くのもおこがましいほど簡単。 　濃い目のお味噌汁を作り、冷ましておく。それを冷や飯にぶっかけて、薬味を散らす。 　ねぎ、オオバ、そしてみょうががあれば言うことなし。 　もちろん、薬味なんぞなくてもOK！　あとは氷を2-3個浮かべるだけ。 　暑い日はこれに限ります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 　同じ日。 　夜も更けた頃、小腹がすいたので、そうめんなんぞを茹でてみる。 　我が家でそうめん他、冷たい麺類を食べるのは至難の技。 　ルー（猫）の大好物だからだ。 　茹でているそばからじっと見守り、ざるにあけてボウルに氷を浮かべれば･･･ 　脱兎のごとくテーブルに飛び乗り、にゅーっと手をのばす。 　本当は病院で買うドライフードと缶詰以外はあげてはいけないのだけれど、 　まあ、たまにはいいか、と、甘い親心がつい箸を止める。 　猫の味覚はよくわからない。こんなものの、どこが一体おいしいのか。 　あきれながらも、夢中で食べる息子がいとおしい。