Weekend Kitchen
・・+・・+ July 2004 +・・+・・



 
 7月24日(土)

 

 マタキン島で食べた魚料理がとてもおいしかったので、
 トランジットのコタキナバルのスーパーでこれと目をつけた粉を買ってみた。
 Sweet and Sour Fish。つまり、酢豚ならぬ、酢魚
 塩・コショウしたカジキマグロをソテーして、別の鍋で炒めにした野菜に加える。
 粉をからませ、ひと煮たち。
 見かけはそっくりなのだけど、コクがなくて、物足りない。ケチャップをどかどか入れ、ようやく味が落ち着いた。
 パラパラのアジアご飯が、冷凍庫に少し残っていたので解凍。
 今日のお昼はアジアーンな一皿となりました。まだまだリゾート気分は抜けないようだ。
 
 ちょっと多かった(^。^;)。2/3程食べて、ギブアップ。 

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 比較できるものと一緒に撮ればよかった・・・泣;)
 普通のキュウリに見えるけど、実はこれらは成人男性の指くらいの大きさの姫キュウリという代物。
 珍しいので買ってみたけど、パサパサしておいしくない。
 こんなものはピクルスにでもするしかないので、塩をふりかけて板ずりし、マリネ液を作り、パックに詰めて冷蔵庫へ。
 別に急いでいたわけでもないのに、マリネ液の味見を忘れた。味は出来上がってからのお楽しみ〜。


     おいしく漬かれ〜。 



 
 7月19日(日)

 

 今回宿泊したリゾートの食事はとてもおいしかったので、
 あれが食べたい、これが食べたい、とは思わなかったのだけれど、
 強いて言えば、納豆、そして、子供の頃から当たり前のように食べていた鯵のひらき
 荷物を片っ端から整理し、洗濯機を2度回し、あとはビールを飲んで寝るだけの状態(まだ真昼間だけどね)。
 母が遊びに来た時に持ってきてくれた和歌山トロ鯵を焼いてみる。
 食べなれた駿河湾の鯵よりも大ぶり。
 トロというだけあって、油がのって、けれど塩分控えめで何枚でもいけそうな味。
 これぞソウル・フードだとしみじみ感じながら食べる。
 いい子でお留守番していた猫たちにも少しだけおすそ分け。
 旅の終わりを飾るジャパニーズ・テイストは、やっぱり特別な味だ。



 
 7月18日(土)

 

 旅行の帰り。タワウの空港内をうろついていた時のこと。
 とあるお菓子屋さんのウインドウを見て、私は立ち止まった。
 なんだ、これは?
 すかさず店に入って、店員のお兄ちゃんに聞く。
 「ポテト」と一言。
 そう、巨大なポテトチップなのだそうだ。
 散り散りになっていた友人たちを一人一人店に連れ込み、
 デカポテチを指差し、共に驚き、ひとしきり笑い、ついでに写真まで撮らせてもらう。
 ひやかしてばかりでは申し訳ないので、ここでお土産のサバ・ティーを買うことにした。
 そして、悩んだ末、このデカポテチもレジに置く。
 そんな私たちの様子を、お兄ちゃんは始終、笑って見つめていた(ああ、麗しのマレー・スマイル!)。
 無事に割れることなく家に持ち帰り、ビールのおつまみに。
 がっ。
 甘い!
 うずまきの物体はソースかと思っていたらチョコレートだった。味的には芋けんぴに限りなく近い。
 おつまみにはいまいちだけれど、おいしいことには変わりない。
 されどクソ暑い今日この頃。ビールがなければとても生きてはいけないので、
 我が家の戸棚には、まだたくさんのデカポテチが鎮座している。

  【比 デカポテチ:猫】 



 
 7月11日(日)

 

 先日作った牛丼の残りを冷蔵庫に入れっぱなしですっかり忘れていた。
 もう一杯作れるほどの量はなし、さて、どうしよう。
 思いたって、卵焼きにすることにした。
 具が多いので、巻きにくい。
 ああ、肉がこぼれる! うまく巻けない!
 死闘10分。なんとか出来上がった牛さん入り卵焼き。
 しばらく冷蔵庫で冷やしてから包丁を入れる。
 食べてみると意外と淡白な味で、がっかり。
 お醤油をかけようかと思ったけれど、ふと思いついて紅しょうがと一緒に食してみる。
 美味!
 ご飯なしの牛丼といったところだろうか。
 あの騒動から何ヶ月たったのだろう。
 安くて栄養たっぷりの体力の源を失った若者たちは、どんな食生活をしているのかな。
 一人暮らしをするまで包丁すら握ったことがなかった私が今ではここまで出来るんだから、
 これを機に、自分の食べるものくらい、作れるようになってほしいものである。



 
 7月10日(土)


 思いのほか、美容院に時間がかかってしまった。
 すでに夕刻。駅前のスーパーで、カツオの刺身を買い、夕食は簡単に済ませることにした。
 子供の頃から、毎日のように食卓にのる刺身を見てきた。だから、魚を見る目だけは確かだと自負している。
 けれども、今日は失敗。いかにも脂がのって、おいしそうな刺身は生臭く、なぜか、硬い。
 歯ごたえのある刺身なんて、美味くも何ともない。
 ちょっと食べてあきらめ、2切れほどルーに食べさせ、あとはいつものごとく、角煮にした。
 私の魚を見る目は、まだまだ修行が足りないようだ。

 
    ←見かけだおしのカツオと板ワサ。



 
 7月4日(日)

 昨日(3日)、友人たちを招く予定だったのだけれど、
 私の仕事の都合でドタキャン(sorry!)。
 数日前から食材を揃えておいたのたのになあ、と考えていたら、
 今日、義弟がちょこっと立ち寄るという。
 ならば、はりきってランチの準備。
 数日前に作って冷凍しておいた春巻きマグロの変わり揚げ
 急いでインディカ米を炊き、亭主にゴーヤ・チャンプルーのフライパンを振らせ、
 私はコールスロー・サラダの用意。残っていた春巻きの皮を揚げたものと、カリカリ・ベーコン
 そしてゆで卵をトッピング。固茹でにするつもりが、いつものラーメンの時の癖で、美しき半熟卵になってしまった・・・涙;)
 あー、よかった。食材もきれいに片付いた!
 ちなみにご飯の入っているカゴは近所の商店街のバザーで買ったもの。
 ものすごく安かったなりに、ちょっと形がいびつではあるけれど、最近のお気に入り。

 ゴーヤ・チャンプルーとコールスロー → 

   
      ↑特製春巻きと、お刺身用のマグロをトウバンジャン、酒・醤油に漬けて揚げたもの。
 

 カゴ入りご飯(笑) → 







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