Coral Redang Island Resort 
  〜Information from MATAHARI〜



 リゾート内唯一のレストラン「マタハリ」
 3食付きのパッケージが殆どだけれど、朝食以外はアラカルトにしてもらった。
 ビーチ・サンダルを階段下で脱いで、裸足で上がってゆく。ここでは冷房なんていらない。海風が吹き抜けてなんとも心地良い空間。当たり前のようにリスたちが走り回る姿が微笑ましい。レストランの隅に小さなフロント・デスクがあり、チェック・アウトの際はこちらでの精算となる。レジスターなどもちろん、ない。計算はなんと、スタッフ自ら電卓で。つくづく文明から開放されている場所にいるんだなとさえ思えてくる。
 朝食バッフェは種類も少なく、お世辞にもおいしいとは言えない。パンは1種類。いわゆる『食パン』で、自分でトースターに入れ、焼いて食べる。日替わりで卵料理、麺類、肉類が1種類づつ(写真参照)。あとはフルーツとシリアルくらい。食べ物はともかく、ちょっとがっかりしたのはコーヒーの味。限りなくインスタントに近い代物。
 しかしながら経済的な宿を選んだのはこちらの勝手。朝からヘビィな焼そばも、1日の大切な栄養源。少しばかり『おかゆ』なんぞが恋しくなったりするけれど・・・・・・。

では、アラカルトのメニューを紹介します。

×
 
クァイ・テオ(平打麺の焼そば)(RM12)。
濃い味付けですが、卵と一緒に
食べるとちょうどよい。
ビールに合って、文句なし!
ナポリタン(RM18)。
麺の茹で加減はパーフェクト。
でも飽きます。
ボロネーズの方が
ましかと思います。
クラブハウス・サンド(ツナ)(RM10)。
なんともしょぼい。
パンは朝食と同じもの。
水分が多く、パンが湿っている。
サテ(RM12)。
これはマレーシアの
どこのリゾートでも
あまり味に差はないですね。
ピリ辛のピーナッツ・ソースが
たまりません!
シェフ・サラダ(RM14)。
人の手が加えられて
いないので、ごく普通の味。
なぜマレーシアのサラダには
『サウザン・アイランド』が
多いんだろう?
フィッシュ&チップス(RM18)。
パリパリの衣の中に、
干物のような薄っぺらいお魚。
非常に固い。
ナシ・ゴレン・カンボン風(RM12)。
辛くておいしい。ボリュームも満点!
サテもチップスもついてお得。
チャイニーズ風もあります。
土曜の夜のBBQ♪(RM45)
を楽しみにしていたら・・・
スタッフがただ
『外で焼く』だけのもの。
焼きたてなので、
そりゃ味は悪くなんだけど・・・。
ハンバーガー(RM14)。
人工着色料をたっぷり使った
エグイ色のパテが2枚。
これも噛み千切るのに
かなり力がいるほど固い。
色から想像できるように
かなり妙な味。



三段階に分けて評価してみました。いかがでしょう?

やはり本家本元のアジアン・フードは間違いなくおいしい。その土地の風土に合う食べ物というものがある。
しかしながらインターナショナル料理、特にサンドウィッチ類はひどかった。欧米人のゲストにとってはさぞかし不満なことだろう。
それよりも残念なのはBBQ。てっきりビーチにテーブルが出されてのディナーかと思いきや・・・・・・。
「話しが違う!」
と詰め寄るゲストの姿も(もちろん、欧米人)。
がっかりしなかった、と言えば嘘になるけれど、まあ、いいか、というのが正直なところ。
結局、冷たいビールがあって、南風さえ吹けば、どんな食事だって、いくらでも美味しく感じられるものではないのかな、と私は思うのだけれど。

 


一日の締めくくりはやっぱりビーチ・バーで。
 (締めくくるもなにも、昼間から飲んでましたけどね)。

カウンターはとても広く、ゆったりしています。時々、仕事を終えたスタッフが飲んでいることもありました。飲み逃げしようとしたところも、しっかり目撃! 仕事無くなったらどーすんだ? 
大変気持ちの良いバーではあるんだけれど、残念なことに生ビールがない。しかもビールはカールス・バーグしか置いていない! このビール、最初は普通に飲めるんだけれど、ちょっとクセがあるので、だんだん嫌になってくる。仕方ないのでビールはやめてラム・コークなんぞを飲むことが多々あった。
ちなみに食事もここでとれます。レストランで、「バーで食べるから」と言うとちゃんと運んでくれる。すぐ目の前にビーチが広がる、素敵なバーです。今まで利用したリゾートのビーチ・バーでベスト3に入るかも。

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