らくだパスタ



 今年もらくだに青唐辛子をもらったのでカレーを作ろうかと思ったけれど、少し前に作ったものがまだたくさん残っていたので、とりあえず冷凍しておくことにした。
 らくだとは会社の同僚で御宿出身の・・・(さすがにしつこいので省略。らくだカレーらくだカレーPART2をご参照下さい)。
 さて、せっかくもらった青唐辛子。新鮮なうちに使いたいので、パスタを作ることにした。亭主がどこかのランチで食べてすっかり気に入ったメニューである。
 作り方もとっても簡単。
 ちりめんじゃこをから煎りし、ひとまずお皿へ。サラダオイルの中に刻んだ青唐辛子を放り込み、茹でたてのパスタを炒める。味付けは塩・胡椒・ガーリック・ペッパーのみ。 我が家ではこれでもかとばかりに胡椒をふる。辛党の方は刻んだものの他に、お皿の数だけ丸ごと青唐辛子を入れる。これを囓りながらパスタを食べると辛さも倍増というわけだ。
 じゃこをフライパンに戻してひと炒めすれば出来あがり。名付けて『らくだパスタ』の完成である。
 シンプルで簡単で経済的でしかも美味しい。 これならビールにも日本酒にもワインにも合うのではないか。青唐辛子が手に入ったら是非作ってみて下さいな。
 私も『らくだパスタ』にすっかりはまってしまい、青唐辛子も大活躍の今日この頃である。
 少し前までは、我が家でパスタといえば、『農大スパ』というものだった。 東京農大の学食メニューで、茹でたパスタに大根おろしとツナをのせ、しょう油をかけて食べるものである。
 たたいた梅と青じそなんぞをのっけると一層おいしい。 これに代わってブームとなりつつあるのが『らくだパスタ』というわけである。
 こんな風に我が家では外で食べたメニューが、後に家庭の味となって食卓を飾るケースが多い。 外食なんて元々高くつくのだから、その場で味をしっかり覚えて再現しなければもったいない。完璧でなくてもたいていのものは『近い味』を出せるはずである。もっとも最近は外に出ればもっぱらラーメンばかり食べているので、新メニューの登場は当分なさそうなのだけど。
 我が家の定番メニューとなった『らくだパスタ』。ブームが去る前に一度らくだにも食べさせてあげたいと思っているのだけれど、日々外勤で大忙しのらくだの姿、最近、めっきり見かけないなあ。



 


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